(死の都市) フランク・フリッツ両役
いよいよコルンゴルトのオペラ「死の都市」の立ち稽古が始まりました。
演出はヴァイマールなどでも活躍しているマティアス・オルダーグ教授。ゲラでも頻繁に客演の演出家として読まれているようです。最近ではヴェルディのオペラ「運命の力」を演出しました。これは僕がゲラに来る前のことですが。
J. Brahms “Liebeslieder Walzer”
ブラームス作曲「愛の歌〜ワルツ集〜」
日本でそれほど知名度が高いとはいえないと思いますが、ヨーロッパのドイツ歌曲を愛する人たちにとっては結構スタンダードなナンバーといえるかと思います。
我らがシェフ、Gabriel Feltz
シェフとは言っても、コックさんのことではありません。英語で言ったら「ボス」になるんでしょうか。硬くいえば「上司」と言うことですが。
専属歌手であること 2
「専属歌手であること」の一つ目のエッセイでは、主にレパートリーシステムのこと、本番が多くあることで歌手としては恩恵があることを書きました。歌手としての仕事内容というか、仕事のサイクルや色々なバランスが違うだけでずいぶん仕事の質や内容に影響を与えるものだと驚きます。
Der Zauberer von Oss
オズの魔法使い
ゲラの劇場で、さる11月16日にミュージカル「オズの魔法使い」の新演出のプレミエがありました。
先シーズンまでうちの劇場の専属バリトン歌手で、今シーズン、つまり今年の8月からケムニッツの劇場に移ったマティアス・ヴィンターがこのオズの魔法使いで演出を担当しました。
ドイツの生活に慣れること
ドイツに住み始めて、もうすぐ7年目に入ります。ドイツで仕事がしたいとははじめから思っていましたが、すぐ帰ることになるような気もしていたし、意外な感じも少しあります。
ベルリン留学生日記-5
5月になってから、シュターツオパーでばらの騎士を見ました。何年か前のベルリンシュターツオパー日本公演の時に上演されたものでなく、ニコラス・ブリーガーの新しい演出によるものです。
ベルリン留学生日記-4
さて、R.シュトラウスですが、僕はここベルリンに来て初めてエレクトラを見ました。僕はどうもR.シュトラウスの初期の悲劇のオペラは苦手で、何となく避けていました。
ベルリン留学生日記-3
さて、皆さん良くご存じのこととは思いますが、ベルリンにはオペラの劇場が3つもあります。旧東側のシュターツオパー、コミッシェオパー、旧西側のドイチェオパーの三つです。
ベルリン留学生日記-2
また話を住居の事に戻します。うちの大家さんは親日家で、僕らの前にこの部屋を借りていたのも日本人でした。娘さんがドイツ語の先生としてイタリアで働いている間、きれいに使う日本人に貸したいという事で僕らはこの部屋を安く借りることが出来たのでした。