追加援助

劇場を救うための署名運動へご理解とご協力、ありがとうございます。昨日、署名の数が10000人を超えました。
 
まだ署名運動は続いていますが、状況にも大きな前進がありました。劇場のスポンサーである自治体(ゲラ市、アルテンブルク市、アルテンブルク近郊、テューリンゲン州)の代表者と劇場運営陣が話し合いを重ねた結果、さらに116万ユーロの追加援助が決まったのです。詳しくはこちらをご覧下さい。
 
これも予想を超えて集まっている署名が政治家の関心をひいたことが大きく影響しています。署名をして下さった皆さん、本当にありがとうございました。署名運動は6月4日(月)まで受け付けています。署名運動についてはこちらをご覧下さい。

署名のお願いについて


僕の所属するアルテンブルク・ゲラ市立歌劇場が、州や市の援助が減らされる危険にさらされています。
2013年から2016年のスポンサー(市と州)との契約が今年になってから更新されたのですが、その金額では大規模のリストラ、あるいは大幅な賃金カットが不可欠となり、劇場の運営が今の芸術的レベルを保つ事が大変難しくなります。
 
プレスでは連日この問題を報道していますが、今その判断を覆すための署名運動が展開されています。この署名運動に日本からも参加して下さったらとても嬉しいです。
詳しくはこちらのリンクをご覧下さい。どうぞよろしくお願いします!

                

リュッケルトの言葉3


Dein Auge kann die Welt trüb oder hell dir machen.
Wie du sie ansiehst, wird sie weinen oder lachen.

                   Friedrich Rückert

お前の眼は、お前にとってのこの世界を暗くも明るくもできる。
お前がどの様に見るかによって、世界は泣きも笑いもするだろう。

                   フリードリヒ・リュッケルト

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
 
2011年は、日本にとって、日本人である我々にとって大変な事が起こった年でした。怒りや動揺、悲嘆が跋扈する様子を遠く離れた場所から見つめていました。その中から勇気や希望、善意がどんなに尊いものかも学ぶことが出来たように思います。今年はさらに前進しなくてはなりません。
自分に出来る事は何か、熟慮しながら前に進んでいきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。