ガルディーニ先生のレッスン


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行って参りました!お会いしたのは何年ぶりだろう。へたしたら14年ぶりという事になってしまいます。文化庁オペラ研修所の修了公演「ドン・ジョヴァンニ」でみっちり稽古をつけてもらったわけですが、その後お会いしたかどうか憶えていない・・・。
もちろん年はおとりになったわけですけど、先生とても元気でした。本当に値千金のレッスンをしていただきました!!

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デュオ・リサイタル近付いております

暑いですね。僕は暑いの、嫌いじゃないです。でも相変わらず冷房との落差が危険ですね。これはずいぶん慣れてきて、対応が分かってきたので前ほど危険じゃないんですが。今回の滞在では今までになく体調管理に気を遣っているので、体調なかなか良いです。この暑い中、本当に良く働いております。ドイツの同僚はすっかり休暇でだらけ切っているんだろうなぁなんて思いつつ。
先日、アンコールの事をちらっと書いたんですが、このアンコール曲をある人に聴いてもらうために、先日ピアニストの服部容子さんと出かけました。

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劇団新感線の「五右衛門ロック」


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帰国しました。今回は朝の7時50分に着く便だったのですが、到着した日に出来るだけ動いて横になる暇を体に与えず、疲れ切って夜バッタリ寝る、といういつもの時差ぼけ対策を今回も実行しました。そしてその上、その日の夜に新宿コマ劇場での劇団新感線公演の「五右衛門ロック」に行って参りました。
大変面白かった。というか、素晴らしかったです。やっぱり舞台は良いなぁ。
そして、その翌日は朝6時に起きて、日帰りでびわ湖ホールに行ってきました。ドイツ語指導を頼まれたのですが、ここで思わぬ人にあったりして。

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Les Misérableの最終公演・・・追記あり


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我が劇場のヒットプロダクション「Les Misérable(レ・ミゼラブル・・・ああ無情)」の最終公演に行ってきました。実はまだ来シーズンも公演があるだろうから来シーズン見ればいいや、と思っていたのですが、毎日e-mailで届くProbenplan(稽古予定)に最終公演と書いてあったのであわてて行くことにした次第。売り切れになることが多かったので、チケットが残っていてラッキーでした。
このミュージカルは有名だし、日本でも繰り返し公演されていますね。僕も何度も見ました。帝国劇場でも何度か見たし、ロンドンでも見たし。僕が大好きな山本耕史さんのデビュー作品と言うことで、彼に登場してもらった一昨年のデュオ・リサイタルではこのレミゼから警察官ジャヴェールのナンバー「Stars」をアンコールで歌いましたっけ。

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マエストロ・ガルディーニのこと

3月から、15年前に勉強したことをまとめ直す作業をしています。このノートは今までもイタリアオペラを歌うたびに引っ張り出しては見直していたんですが、夏のデュオ・リサイタルでヴェルディをまとめて歌うこともあり、やるなら今しかないと思って、バラバラの手書きのノートを一つの系統だったノートにまとめる作業をしているのです。マエストロ ウバルド・ガルディーニに教わったことのノートです。
昨年、マエストロ・ガルディーニの半生を描いた書籍が刊行されました。僕も入手して読んでいますが、大変興味深い。イギリスのジャーナリストが書いたもので、本来は英語版が先に刊行されるはずが、ガルディーニ先生が演出をされた東京音大のオペラ公演にあわせて、日本での訳本の刊行が先になったとのことです。

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シーズン終わりも近く・・・諸々

あと約2週間で、2007/2008年シーズンも終わり、待望の夏休みとなります。・・・といっても僕の場合は全然夏休みは休みじゃないですけどね。劇場の同僚の多くは夏休みの旅行の準備に結構頭が行ってるんじゃないかな。
それを横目に僕は空いてる時間を使って日本でのデュオ・リサイタルの準備を色々してるわけですが、劇場では、Studienleiter(音楽コーチ主任)のオーディションがありました。僕はそのオーディションで相手をする歌手として参加しました。

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二期会の「ナクソス島のアリアドネ」

明日から、東京二期会の公演「ナクソス島のアリアドネ」が始まるようですね。ゲネプロの様子が紹介されていました。
このオペラは、ドイツでもなかなか取り上げられる機会が多いとは言えない作品だと思うのだけれど、日本では意外に多く上演されていますね。その恩恵か、僕も日本で二つのプロダクションで歌うことが出来ました。役は二回とも音楽教師でしたが、他にもいくつかバリトンの役があるんですよね。

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うちのコンマスはロンドンのフィルハーモニア管弦楽団へ


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うちの劇場オーケストラのコンサートマスター、ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイ君は弱冠24歳ですが、先シーズンからコンサートマスターとしてうちのオーケストラを引っ張っています。彼がオーディションを受けたときの様子を聞いたんですが、うちのオーケストラの投票で満場一致だったことはそれまで一度もなかったとか。それで既になんだかすごいんだけど、その彼は実は来シーズンから、ロンドンのメジャーオーケストラ、フィルハーモニア管弦楽団のコンサートマスターに就任します。大ステップアップですね。
その彼のAbschiedskonzert(お別れのコンサート)がありました。

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Mahlerの歌曲

今年のデュオ・リサイタルのことをやっと書き始めたばかりなのに・・・という気もしますが、来年のデュオ・リサイタルのプログラムを決めるべく、物色もしています。その中で久しぶりにマーラーの歌曲を聴いてみたりしました。
久しぶりに親ばかモードですが・・・健登が何度か聴いただけで歌詞を憶えて歌ってるのを聴いて仰天してしまいました。やっぱり半ばネイティブ・スピーカーだからでしょうか。うらやましい。

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デュオ・リサイタルの準備

ドイツは良い天気が続いています。毎日30度くらいまで気温も上がり、日差しが明るいので、とても気持ちが良いです。こういう天気ってずっとは続かないんだけど、今回は結構続いてますね。湿度は低いので僕ら日本人にとっては快適そのものですが、ドイツ人はみんな「暑い暑い」と大騒ぎしています。
 
今年も夏に東京で、「小森輝彦・服部容子デュオ・リサイタル」を行いますが、今月20日にチケットを発売することに決まりました。遅くなってますが、コンサートの情報ページもアップしてあります。字幕など、いろいろ準備を具体的に始めています。

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