「ブルーチェク氏の旅」あらため「ブロウチェク氏の旅」

いつぞやの、ぴかチュウままさんの掲示板でのご指摘通り、やはりチェコ語ではブロウチェクという発音になるようです。あ、11月にプレミエのあるオペラの題名の話ですが。
昨日から立ち稽古が始まりまして、立ち稽古の現場で、固有名詞の発音はチェコ語の発音でそろえようと言うことになりました。それから今日は二回目の衣装あわせがありました。本来衣装あわせは一度で済むはずなんだけど、今回の僕の役は、マジックハンドの様な、長い手を使う場面があって、その「手」が届いたそうで、袖の長さなどを調整する必要があり、二度目の衣装あわせとなりました。

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紅茶が届いた!

どうもドイツではおいしい紅茶を手に入れるのが難しい。
我が家では紅茶をたくさん飲むので、これは結構深刻な問題です。僕はレッスンでロンドンに行くことがよくあるので、ロンドンに行ったときはしこたま買って帰ってくるのですが、まぁ紅茶が切れたからと言ってロンドンに行くわけにも行かず・・・。

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蒸気機関車

毎年9月の週末は、ゲラに蒸気機関車がやってきます。チェコとドイツの往復で土曜に一往復、日曜に一往復するもので、機関車マニアで一杯になります。ドイツ側はゲラが出発点なので、朝早くにゲラを出て、夕方にゲラにまた戻ってきます。夕方にゲラの中央駅につくところを今年も健登を連れて見に行きました。

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昨日のプレミエ・2

さて、こちらの1枚目の写真はプレミエ・プレゼントの山。僕は毎回、チョコレートと決めているんだけど、その役の衣装・メイクで撮った自分の写真にちょっとした言葉を添えてカードを作っています。
僕にとってはこれは毎回、一つの挑戦なのです。ドイツ語でちょっと笑える一文を書くというのがね。今回はこうしました。
2枚目の写真が僕の作ったプレゼントのアップです。

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明日はいよいよプレミエです

昨日のGPは無事に終わり、今日は久しぶりのオフでした。のんびりさせてもらいました。
考えてみると、これだけプレミエ前日に気持ちがのんびりしていることも珍しいかも知れません。ジェルモンという役が、まぁタイトルロールの時の様な重圧感がないこともあるし、ジェルモンという役をもう何度かやっているせいで気が楽だということもあります。そして数えてみればゲラに来てから10個目のプロダクション。だいぶ慣れましたよね。

掲示板でずいぶんTom der Reimerさんに褒めてもらっちゃって、ちょっと照れますが、愛着のあるこのジェルモン、明日はしっかりとした仕事をしたいと思います...

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HPの二回目

順調ですね。ダメ出しもえらい少なかった(これはこの演出家の場合、きわめて珍しいこと)。今回の「椿姫」プロダクションに関してあまり書いていないと思うのですが、今回、僕はジェルモンだけでなく、ドビニー侯爵も歌わねばなりません。最初の話ではジェルモンだけだったんだけど、僕が6月殆ど日本に行くことになっていて、その間にジェルモンがいないと稽古にならないという事で、ドビニー侯爵に予定されていたベルンハルトがジェルモンも歌うことになり、彼がジェルモンを歌うときは僕がドビニーを歌うと言うことで決着したようです。ベルンハルトがジェルモンのカバーを希望したという話も聞いたけれど。

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いよいよ「椿姫」のプレミエが近づいてきました。

明日はハウプト・プローベ第一回。明後日は第二回、そして水曜がゲネプロで、一日オフの後にプレミエが金曜日です。
水曜日と木曜日がBO(舞台オーケストラ稽古)でしたので、後は衣装を付けて照明なども入るハウプト・プローベを待つのみ、と言う感じのはずだったのですが、昨日の土曜日、急に立ち稽古を入れられてしまった。

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「椿姫」のプレミエーレン・フィーバー

今日は、「椿姫」の立ち稽古が舞台でありましたが、それ以外に「プレミエーレン・フィーバー」という本番がありました。これについて書いたこと、以前にもあったかもしれませんがもう一度説明しておきます。
この「プレミエーレン・フィーバー」と言うタイトルは「プレミエ(初日)の熱気」みたいな意味ですが、僕らの劇場では新演出初日の10日ほど前に行われる、解説付きの公開立ち稽古をこう呼んでいます。

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