いよいよ8年目のシーズンが始まります。


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6週間の休暇が終わり、明日(もう今日だ)から、2007/2008シーズンが開幕します。僕にとってはこの劇場での8シーズン目になります。時が流れるのは本当に速い。
今回の夏休みは6週間のうち役4週間を日本で過ごしました。体調も乱れて結構大変だったけど、意義深い日本滞在でした。
第一日目のプログラムは9月にプレミエがあるプーランクの「カルメル修道女の会話」の立ち稽古から。劇場全体での総会は来週にあるようです。

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ゲラに戻りました


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デュオ・リサイタルを終えて、来年の二期会公演「ワルキューレ」のマエストロ稽古があったりするなかで慌ただしくパッキングをして、ゲラに戻って参りました。
今回のデュオ・リサイタルの事は、日記の中では本当に簡単にしか書けなかったので、ゆっくりエッセイにしたいと思っています。少しお待ち下さいませ。
さて、慌ただしくゲラに戻った理由の一つは、健登の小学校入学の準備です。次の土曜日は入学式。1ヶ月いなかったのでやる事が山ほどあります。

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デュオ・リサイタル 終わりました


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お陰様を持ちまして、今年のデュオ・リサイタル、終わりました。お越し下さった皆さん、ありがとうございました!
僕の早口の挨拶が(くせなんです・・・)聞き取れた方はお分かりと思いますが、体調を大きく崩してのコンサートで、本当に最後まで歌いとおせるか確信がない状態でスタートしたのですが、予定通りのプログラムを全てこなせて、本当に良かった。皆さんの暖かい視線がどんなに僕に勇気を与えてくれたことか!本当にありがとうございました!

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デュオ・リサイタルのあわせで


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ああ悔しい。まぁ仕方ないんですけれども。
8月21日のデュオ・リサイタルの練習、進んでおります。昨日も都内某所でピアノの服部容子さんと合わせをしました。僕の方は、実はちょっと体調がいまいちで、あした医者に行ってきます。すごく悪いわけでもないんですが、ちょっと気管が炎症しているようなのです。声帯は腫れていないようで、声の方には大きな影響は出ていませんが、咳が出ると厄介だし。
暑さには強いつもりなんだけど、クーラーがダメみたい。温度差もさることながら、湿度差が激しくてね。例年よりそれが堪えるなぁ。(年か?)

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R.シュトラウスの歌曲「密やかな誘い」「慕わしげな幻影」

今年のデュオ・リサイタルが近づいてきました。今年は、僕が歌う曲はR.シュトラウスの歌曲のみ。大好きなこの作曲家の曲をこれだけまとめて歌えるのだし、少しサイトでも前もって別のアプローチをしようかと思っていました。
結局時間がなかなか取れずに今になってしまいましたが、これから本番までの約2週間の間に、出来る範囲で曲目の解説をかねて、プログラムへの思い込みなどを先月に歌ったゲラでの歌曲の夕べの演奏サウンドも交えて少し語ろうかと思います。第一回の今回は、プログラムの第一曲目「Heimliche Aufforderung」〜密やかな誘い〜と、「Freundliche Vision」〜慕わしげな幻影〜です。

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チャイコフスキー、モモタロウ、などなど


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8月5日の日曜日、日生劇場の音楽ドラマ「チャイコフスキー」に行ってきました。前にも書いたと思いますが、僕はこのプロダクションの訳詩を担当したのです。僕は稽古には立ち会っていないので、どんな仕上がりになっているのかは全く知らない状態で劇場に足を運びましたが、素晴らしい舞台でした。チャイコフスキー役の宮本益光さんをはじめとして、皆さん素晴らしい舞台を作ってくださいました。

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