やっとオフ。散歩とアイリッシュバター、そして冬時間。



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先週でやっとオペラの稽古が一段落して、オフになりました。本当にきつかったなぁ・・・9月半ばにドイツに戻ってから本当に働きっぱなしでしたから。来週は少し時間が出来るので、懸案の模様替えに取りかかろうと思っています。今までは週末も本番でつぶれるし、僕らの契約では休日に本番などで働いても振り替えられないので、本当に働きっぱなしになるわけです。それに今回はオペラ4つとコンサート2つが並行して進む感じだったので余計にきつかったですよ。

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ヴァネッサの稽古は終わり、今度は「モーツァルトとサリエリ」



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前に報告したとおり、ヴァネッサのプレミエは3月まで延期されましたので、稽古は数回の舞台稽古を終えたところでストップし、歌手はここでおしまい。あとは照明のセッティングをして、それが済んだら全部「冷凍」して3月が来るのを待つ、という事になりました。昨日は最後の立ち稽古、舞台での稽古だったのですが、初めて舞台装置を見ました。このトーマス・グルーバー氏の舞台装置はいつも大胆かつシックで、僕は大好きなのですが、今回は期待に違わず、というのを超えて、本当に素晴らしい舞台装置です。あの小さなアルテンブルクの舞台が何と大きく見えることか!
プレミエがずいぶん延期されたこともあり、今舞台装置の写真などを載せてしまうのはちょっとまずいと思うので、残念ながらおあずけということで・・・すいません。でも裏から見た写真は載せてみました(意味ないか?)模型の写真は少し前のエントリに載っているのでそちらで我慢して下さい・・・。

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日記のデザイン変更

日記のブログに、他のページに飛べるメニューを加えました。全体リニューアルの一環です。これからも少しずつリニューアル部分を公開していきます。

日本から「音楽の友」が届きました



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最新ニュースのページでもお知らせしてもらいましたが、音楽の友の11月号に僕の記事が掲載されました。「国際派宣言!」というシリーズ物で、8月初旬に受けたインタビューの記事です。11月号なのに、写真がずいぶん涼しそうな服なのはそういうわけでして。
二期会公演「フィレンツェの悲劇」の本番の2日後とかだったんじゃないかな。インタビュアーの石戸谷さんも「フィレンツェの悲劇」をみて下さったので、まずは公演の話に花が咲いたのですが、まぁ長い話になってしまって、まとめて頂くのは大変だったと思います。

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オペレッタコンサート

オペレッタコンサート
F. レハール「メリー・ウィドウ」より
A. ロルツィング オペラ「密猟者」 より
バリトン:小森輝彦
トーマス・ヴィックライン指揮 
アルテンブルクーゲラ市立劇場オーケストラ
2005年10月23日 19:00開演

マーラー「さすらう若人の歌」は大変好評でした



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まだ批評記事などは出ていませんが、色々な人が大変ポジティブな感想を寄せて下さいました。
実は僕としても大変満足度の高い演奏会でした。この曲は長く持っていたこともあるけど、やっぱり僕の感覚で言うと、楽器としてのバリトンの声の限界に挑戦している様なところがある曲だから、いつもいつもその限界に挑戦という形で練習し続けてきた曲なんですね。そういう蓄積が充分なされてきたこともあるだろうし、ここのところ力を入れている歌曲演奏の分野での進歩もあるし、うまくそういう要素が実を結んだ感じで、大変嬉しいです。
<写真を後からアップしました>

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ヴァネッサのプレミエは延期



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実は、もうずいぶん前に決まったことだったのですが、ヴァネッサのプレミエは延期になりました。来年の3月になる予定です。タイトルロールのザビーネ・パッソーの病気による延期です。
Polypenというのはアデノイドという事になるのかな。アデノイドが炎症していて、しかも副鼻腔まで炎症が広がっているので、もう手術するしかないそうです。劇場としてはもともとのプレミエの日程で何とかしようと努力したようですが、とにかく珍しい演目で、このヴァネッサという役をドイツ語訳で歌った人は全く見つかりそうもない。もしかしたらドイツ語での上演はこれが初めてかも知れない。

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劇場オーケストラ第二回定期演奏会

劇場オーケストラ第二回定期演奏会
ゲラ市 KuK (Kultur- und Kongress- Zentrum)   2005年10月19日 19:30開演
アルテンブルク市立劇場  2005年10月21日 19:30開演
ドヴォルザーク 交響詩
マーラー 「さすらう若人の歌」
シューベルト 交響曲第8番
バリトン:小森輝彦
指揮:GMD エリック・ゾレーン
アルテンブルクーゲラ市立劇場フィルハーモニー管弦楽団color=”#000099″>