BUGA(連邦庭園見本市)無事に開幕

やっと、BUGAが開幕しました。このBUGAのおかげでゲラ市はずいぶんきれいになったし、道路や交通手段なども整備されて、そういう意味ではありがたいのですが、反面、このBUGAのせいでかなり不便な想いをさせられてきたのも事実。なにしろ始まってくれて、一安心、と言うところかなぁ。
写真は、すぐ近くのKüchengartenで行われたオープニングセレモニーでの花火です。近かったから、すごい音だった。

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「訳詞」

実はこの夏、新しいカテゴリーの仕事をすることになっています。この夏というか、公演は夏にあるのですが僕の仕事自体はその前の段階でするものなので、もうほとんど終わっているのですが。
そう、タイトルに書きましたが「訳詞」です。
学生時代に、すでにあった訳詞にかなり手を入れて上演をしたことがありましたが、それも一から訳したわけでもなく、自分一人でやったわけでもないので、僕にとっては新しい挑戦でした。でも、やり始めてみると、思ったより楽しく、また自分にとって無理がない作業だと言うこともわかってきました。

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ゲラの劇場 再オープン

昨日、「トスカ」のプレミエをもって、ゲラ市立劇場が2005年からの改修工事を終えて、リニューアル・オープンをしました。「トスカ」の公演は、27日にオープンするゲラとロンネブルクにおけるBUGA(連邦庭園見本市)の関係者や政治家、劇場関係者、批評家など、多くの招待客を招いて行われ、一般売りのチケットはなかったようです。(これについては結構苦情を聞いた)
公演は大成功で、文化予算の削減とかいろいろあるけど、新しい劇場の未来も明るいように思いました。

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明日は「トスカ」ゲラでのプレミエ

ついに、ゲラの劇場の改修工事が終わり、明日は「トスカ」のプレミエでリニューアル・オープンとなります。いやぁ、長かったなぁ。2年弱の工事期間を経てやっとまた、ゲラのテアター・ザール(オペラ用ホール)で本番を迎えることになります。
昨日は、そのためのゲネプロで、工事関係者を招いての、ほとんど「本番」で、満員の客席は熱気むんむんでした。改修工事に関わった皆さんがお客さんですから、格別の思い入れもあったと思います。

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オペラ「コジマ」のピアノHP

ひとつ前の日記に、多くのコメントをいただき、ありがとうございました。嬉しかったです。そのオペラ「コジマ」のピアノHP(ハウプト・プローベ)がありました。ここではじめて本番通りの衣装を着て演じるわけです。
今まであまり詳しく書いていませんでしたが、僕の演じるニーチェは、最後には狂気の中で踊ります。「裸足で踊る」と前の日記に書いたけど、正確には「裸足」じゃなくて「ハダカ」で踊るんですわ、これが。あーはずかしい。でも、フィナーレ部分のピアノスコアのト書きに「ニーチェは、裸のディオニュソスとして現れ、自身のオペラの楽譜片を両手に抱えている」とあったので、覚悟はしておりました。

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立ち稽古での事故

・・・なんだか、こう書くと大げさな感じもするんだけど、新作オペラ「コジマ」の立ち稽古中に怪我をしました。大きな怪我じゃありません。でも、この怪我のことでちょっと色々考えたことがあったので書いてみます。
結構色々な要素がからんでくる問題で、僕にとっては微妙で、でも大切な問題です。
 
ここのところ、稽古が毎日朝、夜、朝、夜、とつまっている上に、夏の東京でのデュオ・リサイタルの準備とか、月末の健登の誕生日の準備とか、いろいろあって、全然日記を書くどころじゃなかった。だいぶ空いちゃいましたね。すいません。

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40歳になりまして

お祝いの言葉を下さった皆さん、ありがとうございました。お陰様で、何とか無事に・・・という言い方は変なんですけど、今の僕には結構ナチュラル・・・40歳になりました。
というのも、ここ数年、40代に入ることをかなり意識して生活してきたので、ここ数ヶ月などは、もうすっかり40代のつもりなのによく考えたらまだ39歳で、「いい加減にさっさと40歳になれよな・・・」と自分につっこむような感じでして・・・。まぁ年度の最後のぎりぎりに生まれた早生まれであることも、この状況には関係していると思いますが。あと3日遅ければ次の学年だもんね。
で、やっと40歳になったぁ、という感じであります。

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