ドイツも春です

段々ドイツも春らしい陽気になってきました。ドイツの春は5月。今のドイツは、まさに春の雰囲気に満ちています。
 
宮廷歌手の称号授与について,多くの方からお祝いの言葉をいただきました。ありがとうございます。ドイツのテレビ番組で取り上げられた様子をこちらでご覧になれます。
 
今は夏の兵庫での「こうもり」とデュオ・リサイタルに加え、6月5日にプレミエがある「カプレーティとモンテッキ」の立ち稽古、それに続くベルリナー・オペレッタの「Frau Luna」の準備に追われています。
日本の舞台で皆さんにお会い出来ることを楽しみにしております。

宮廷歌手の称号をいただいて

去る4月2日、ドイツ宮廷歌手(Kammersänger)の称号を授与されました。
詳しくは報告記事の中でお伝えしました。
畏敬の念で見つめていた先輩達のもつこの称号が、いま自分と関わりを持つことがまだうまく掴めません。たゆまぬ切磋琢磨で、いつの日かこの称号にふさわしい表現者になるしかありません。
このニュースのせいもあって多くのプレスに取材を受け、チャリティーコンサートは大盛況となりました。この事が少しは日本の復興に役立ったとすれば望外の幸いです。
震災後に日本を覆っている重い空気を考えるとこのニュースをお伝えするのが良いのかどうかわからず、躊躇してしまいご報告が遅れましたことをお詫びいたします。
 
 

チャリティーコンサートの報告記事(東テューリンゲン新聞)

コンサートの翌日に出た報告記事です。

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東テューリンゲン新聞 2011/4/26 一面トップ

日本での大災害の被災者のためのチャリティーコンサート

日本における大震災被災者のために行われたチャリティーコンサートの前に、小森登紀子さんとその息子の健登君、諸岡育子さん、渡辺あみさん、片野理子さん、川端千帆さん(左から)が寄付を募った。このゲラ市立歌劇場での催しには400人の聴衆がつめかけた。収益金は、学校での音楽の授業支援などに使われる予定である。他の写真はwww.otz.deでも。写真:ティノ・ツィッペル

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チャリティーコンサート終了のご報告


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2011年4月25日にゲラ市立歌劇場のコンサートホールで行われた、東日本大震災チャリティーコンサートは大成功に終わりました。
100人程度の来場を予想して、コンサートホールフォワイエでの開催を予定していたのですが、早々に200枚のチケットが前売りで売れてしまい、急遽場所を800人収容のコンサートホールに変更しました。
コンサート当日は、400人以上のお客様がつめかけて下さり、当日券売り場には長蛇の列が出来ていたとのことです。
東テューリンゲン新聞の予告記事などの助けもあり、予想を遙かに上回る多くの方が来て下さいました。善意を行動で表して下さった皆さんに、心から感謝したいと思います。
 

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