シーズン終わりも近く・・・諸々

あと約2週間で、2007/2008年シーズンも終わり、待望の夏休みとなります。・・・といっても僕の場合は全然夏休みは休みじゃないですけどね。劇場の同僚の多くは夏休みの旅行の準備に結構頭が行ってるんじゃないかな。
それを横目に僕は空いてる時間を使って日本でのデュオ・リサイタルの準備を色々してるわけですが、劇場では、Studienleiter(音楽コーチ主任)のオーディションがありました。僕はそのオーディションで相手をする歌手として参加しました。

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二期会の「ナクソス島のアリアドネ」

明日から、東京二期会の公演「ナクソス島のアリアドネ」が始まるようですね。ゲネプロの様子が紹介されていました。
このオペラは、ドイツでもなかなか取り上げられる機会が多いとは言えない作品だと思うのだけれど、日本では意外に多く上演されていますね。その恩恵か、僕も日本で二つのプロダクションで歌うことが出来ました。役は二回とも音楽教師でしたが、他にもいくつかバリトンの役があるんですよね。

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うちのコンマスはロンドンのフィルハーモニア管弦楽団へ


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うちの劇場オーケストラのコンサートマスター、ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイ君は弱冠24歳ですが、先シーズンからコンサートマスターとしてうちのオーケストラを引っ張っています。彼がオーディションを受けたときの様子を聞いたんですが、うちのオーケストラの投票で満場一致だったことはそれまで一度もなかったとか。それで既になんだかすごいんだけど、その彼は実は来シーズンから、ロンドンのメジャーオーケストラ、フィルハーモニア管弦楽団のコンサートマスターに就任します。大ステップアップですね。
その彼のAbschiedskonzert(お別れのコンサート)がありました。

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Mahlerの歌曲

今年のデュオ・リサイタルのことをやっと書き始めたばかりなのに・・・という気もしますが、来年のデュオ・リサイタルのプログラムを決めるべく、物色もしています。その中で久しぶりにマーラーの歌曲を聴いてみたりしました。
久しぶりに親ばかモードですが・・・健登が何度か聴いただけで歌詞を憶えて歌ってるのを聴いて仰天してしまいました。やっぱり半ばネイティブ・スピーカーだからでしょうか。うらやましい。

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デュオ・リサイタルの準備

ドイツは良い天気が続いています。毎日30度くらいまで気温も上がり、日差しが明るいので、とても気持ちが良いです。こういう天気ってずっとは続かないんだけど、今回は結構続いてますね。湿度は低いので僕ら日本人にとっては快適そのものですが、ドイツ人はみんな「暑い暑い」と大騒ぎしています。
 
今年も夏に東京で、「小森輝彦・服部容子デュオ・リサイタル」を行いますが、今月20日にチケットを発売することに決まりました。遅くなってますが、コンサートの情報ページもアップしてあります。字幕など、いろいろ準備を具体的に始めています。

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