日本に来て、少し今回は芝居を見よう!と思って、劇団新感線の「五右衛門ロック」に続いて、今度はシアターコクーンの「道元の冒険」を見てきました。蜷川さんの演出する舞台を生で見るのは初めてです。
阿部寛さんや北村有起哉さんなどが出演しています。
劇団新感線の「五右衛門ロック」
Les Misérableの最終公演・・・追記あり
我が劇場のヒットプロダクション「Les Misérable(レ・ミゼラブル・・・ああ無情)」の最終公演に行ってきました。実はまだ来シーズンも公演があるだろうから来シーズン見ればいいや、と思っていたのですが、毎日e-mailで届くProbenplan(稽古予定)に最終公演と書いてあったのであわてて行くことにした次第。売り切れになることが多かったので、チケットが残っていてラッキーでした。
このミュージカルは有名だし、日本でも繰り返し公演されていますね。僕も何度も見ました。帝国劇場でも何度か見たし、ロンドンでも見たし。僕が大好きな山本耕史さんのデビュー作品と言うことで、彼に登場してもらった一昨年のデュオ・リサイタルではこのレミゼから警察官ジャヴェールのナンバー「Stars」をアンコールで歌いましたっけ。
うちのコンマスはロンドンのフィルハーモニア管弦楽団へ
うちの劇場オーケストラのコンサートマスター、ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイ君は弱冠24歳ですが、先シーズンからコンサートマスターとしてうちのオーケストラを引っ張っています。彼がオーディションを受けたときの様子を聞いたんですが、うちのオーケストラの投票で満場一致だったことはそれまで一度もなかったとか。それで既になんだかすごいんだけど、その彼は実は来シーズンから、ロンドンのメジャーオーケストラ、フィルハーモニア管弦楽団のコンサートマスターに就任します。大ステップアップですね。
その彼のAbschiedskonzert(お別れのコンサート)がありました。
平成中村座ベルリン公演
ベルリンのHaus der Kulturen der Welt(世界文化の家)における、平成中村座の公演「夏祭浪花鑑」を見てきました。素晴らしかったです。歌舞伎を見たのは本当に久しぶりだったけれど、いろいろなことを深く考えさせられました。
NHKの「ワルキューレ」ハイライト
4月4日にNHKの教育テレビで放映された、東京二期会公演の「ワルキューレ」を録画で見ることができました。日本の皆さんにとっては、もうずいぶん前の話になっちゃいますけど、やはりいろいろ思ったことがあるので、書いてみます。
観たものいろいろ、など
帰国しました
またまたロングドライブ、そして「華麗なる一族」
月曜日から火曜日にかけて、またちょっと出張(?)でした。例によって営業活動です。今度はザールブリュッケンで、ゲラからの距離は510km。用件は火曜日の午前中にザールブリュッケンなのですが、ちょうど新作オペラ「コジマ」の立ち稽古が月曜日から始まったところです。
始まった途端に稽古を休ませてくれと言うのも、ちょっと気が引けましたが、この辺が日本人の、ドイツであまり機能しない遠慮なのかな、みたいにも思ったし、何しろ必要があることだったので、演出家に掛け合って何とか休ませてもらいました。
日本の音楽雑誌、美、三木療法について
先日、このサイトにもよく来てくださるえーちゃんさんがゲラに送って下さった「モーストリー・クラシック」と「音楽の友」が届き、久しぶりに出版物という形で日本の音楽界の様子を見る機会がありました。えーちゃんさん、どうもありがとうございました。
つくづく思うのは、日本、特に東京はクラシック音楽のマーケットとして巨大だと言うことですね。これだけのビッグネームが入れ替わり立ち替わり演奏会を開いている都市はそれほど多くないと思います。ドイツにはこの規模の音楽マーケット都市はないですね。パリとかニューヨークとかかなぁ。