シアターコクーン「道元の冒険」


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日本に来て、少し今回は芝居を見よう!と思って、劇団新感線の「五右衛門ロック」に続いて、今度はシアターコクーンの「道元の冒険」を見てきました。蜷川さんの演出する舞台を生で見るのは初めてです。
阿部寛さんや北村有起哉さんなどが出演しています。

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劇団新感線の「五右衛門ロック」


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帰国しました。今回は朝の7時50分に着く便だったのですが、到着した日に出来るだけ動いて横になる暇を体に与えず、疲れ切って夜バッタリ寝る、といういつもの時差ぼけ対策を今回も実行しました。そしてその上、その日の夜に新宿コマ劇場での劇団新感線公演の「五右衛門ロック」に行って参りました。
大変面白かった。というか、素晴らしかったです。やっぱり舞台は良いなぁ。
そして、その翌日は朝6時に起きて、日帰りでびわ湖ホールに行ってきました。ドイツ語指導を頼まれたのですが、ここで思わぬ人にあったりして。

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Les Misérableの最終公演・・・追記あり


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我が劇場のヒットプロダクション「Les Misérable(レ・ミゼラブル・・・ああ無情)」の最終公演に行ってきました。実はまだ来シーズンも公演があるだろうから来シーズン見ればいいや、と思っていたのですが、毎日e-mailで届くProbenplan(稽古予定)に最終公演と書いてあったのであわてて行くことにした次第。売り切れになることが多かったので、チケットが残っていてラッキーでした。
このミュージカルは有名だし、日本でも繰り返し公演されていますね。僕も何度も見ました。帝国劇場でも何度か見たし、ロンドンでも見たし。僕が大好きな山本耕史さんのデビュー作品と言うことで、彼に登場してもらった一昨年のデュオ・リサイタルではこのレミゼから警察官ジャヴェールのナンバー「Stars」をアンコールで歌いましたっけ。

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うちのコンマスはロンドンのフィルハーモニア管弦楽団へ


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うちの劇場オーケストラのコンサートマスター、ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイ君は弱冠24歳ですが、先シーズンからコンサートマスターとしてうちのオーケストラを引っ張っています。彼がオーディションを受けたときの様子を聞いたんですが、うちのオーケストラの投票で満場一致だったことはそれまで一度もなかったとか。それで既になんだかすごいんだけど、その彼は実は来シーズンから、ロンドンのメジャーオーケストラ、フィルハーモニア管弦楽団のコンサートマスターに就任します。大ステップアップですね。
その彼のAbschiedskonzert(お別れのコンサート)がありました。

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観たものいろいろ、など


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日本に戻って1週間経ちました。今日からしばらくネットにつなげないかもしれません。慌ててこの一週間に観たものとかについて書きます。
8月21日のデュオ・リサイタルの曲目について、日記かエッセイで数曲ずつ解説していく、というのをやろうと思っていますが、まだ手を付けていません・・・これはこのネット環境がないときにすこし書きためておこうかな?できたらゲラでの歌曲の夕べでの音も交えて解説していきたいと思います。

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帰国しました


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日本に戻ってきました。今回は劇場のシーズンが終わってから数日おいての帰国だったので、あまりバタバタしないで済みました。この数日が貴重なんですよね。
シーズン中に日本での仕事のために戻るときは、ドイツの劇場の方はぎりぎりまで仕事をして欲しい、日本の方も一日も早く稽古に出て欲しい、と言う事で、その間にある移動のプロセスはとても時間的に圧迫されるのです。これが意外にきついんです。はぁ。僕はあっちこっち飛び回って仕事をこなせるタイプじゃないかも。どこかに「ホームグラウンド」があってそこで落ち着いて仕事が出来るほうがずっと向いていると思います。

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またまたロングドライブ、そして「華麗なる一族」

月曜日から火曜日にかけて、またちょっと出張(?)でした。例によって営業活動です。今度はザールブリュッケンで、ゲラからの距離は510km。用件は火曜日の午前中にザールブリュッケンなのですが、ちょうど新作オペラ「コジマ」の立ち稽古が月曜日から始まったところです。
始まった途端に稽古を休ませてくれと言うのも、ちょっと気が引けましたが、この辺が日本人の、ドイツであまり機能しない遠慮なのかな、みたいにも思ったし、何しろ必要があることだったので、演出家に掛け合って何とか休ませてもらいました。

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日本の音楽雑誌、美、三木療法について

先日、このサイトにもよく来てくださるえーちゃんさんがゲラに送って下さった「モーストリー・クラシック」と「音楽の友」が届き、久しぶりに出版物という形で日本の音楽界の様子を見る機会がありました。えーちゃんさん、どうもありがとうございました。
つくづく思うのは、日本、特に東京はクラシック音楽のマーケットとして巨大だと言うことですね。これだけのビッグネームが入れ替わり立ち替わり演奏会を開いている都市はそれほど多くないと思います。ドイツにはこの規模の音楽マーケット都市はないですね。パリとかニューヨークとかかなぁ。

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