ランチ!

おとといの日記にも書いた、マットゥスさん。3日間あるコンサートの2日目の昼は時間があるとのことで、ランチをご一緒させてもらいました。うちの嫁さんも一緒。コンサート当日からマットゥス夫人もゲラにいらしたので、夫人に健登の顔を見せたいところでしたが、幼稚園に行っているので無理。

マットゥス夫人はご自身も元歌手で、いまは作曲家でありラインスベルク音楽祭の主催者であるご主人のサポートをされています。ラインスベルク音楽祭が毎年送り出している新人歌手たちのその後のことを気にかけてくださり、僕のゲラの本番もたびたび聴きに来てくださっています。

昨日のコンサートはゲネ...

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マットゥスさんと再会

映画化されたことでも知られている、ミヒャエル・エンデの小説「終わりのない物語」(映画のタイトルはネバー・エンディング・ストーリー)のオペラ版が登場しました。

ここゲラから70kmくらいのヴァイマール市で初演されて、大成功を納めたようです。作曲は、僕も親しくさせていただいているジークフリート・マットゥス氏。いままでも数々のオペラを含む作品を発表し、どれもが高い評価を得ているすばらしい作曲家であり、誰もが知る音楽界の重鎮です。
写真はそのヴァイマールのオペラハウスのHPから。

マットゥス氏は、ベルリン郊外のラインスベルク城で毎年夏に行われる、若きオペ...

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ゲラも春

今日は日曜日。本番もないので、午前中は健登とお出かけ。

すぐ隣のキュッヘンガルテンという公園にあるオランジェリーで、午前中にブラス4重奏の演奏会があるというので、最近トロンボーンが大好きな健登は大変興味を持ち、行ってみることにしました。

・・・このオランジェリーというのは、辞書で引くと、17〜18世紀の庭園でのオレンジなどの栽培のための温室というのが本来の機能な様です。いわゆる「お城」の一部であることが多くて、ベルリン近郊ポツダムのサンスーシー城では、わりと温室っぽい建物だったような気もしますが(もうかなり昔に行ったのではっきり覚えていない)、ゲラのこ...

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誕生パーティー

健登4歳の誕生日が近づいてきました。

健登の誕生パーティーは、僕たちにとって大きなイベントです。1歳と2歳の誕生日の頃は、ほとんどゲラに知り合いがいなくて、日本人の友人を招く程度だったのですが、3歳の誕生日には幼稚園の友達を招いてパーティーをすることができました。
ゲラの知り合いが増えないと、結局健登が遊べるところも増えないし、友達も増えない。僕自身は劇場で同僚はいるけど、最初の頃、個人的なつきあいがある人は結構限られていました。去年くらいから、いろいろな人が僕に声をかけてくれるようになってきたかな。
嫁さんも、音楽教室とか幼稚園で知り合った人とのつきあ...

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新しいMacintosh

日記を書くのがかなり久しぶりになってしまいました。結構この間いろいろありました。

僕にとって大きな事件(?)は新しいマックを購入したことです。ずーっと迷っていたんですけどね。結局決めて買いました。何を迷っていたかというと、ドイツで買うか日本で買うかです。
今までは日本で買わざるを得ませんでした。ドイツでコンピューターを買うと日本語を使う上で問題が起こるからです。

しかしマックはOSXという新しい基本プログラムになってから、設定一つで日本で買うのとほとんど同じ言語状況に切り替わるようになったので、日本で買う必要はなくなりました。

でも...

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Il conte Almaviva

「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵役  1989年3月
                      1989年9月
                      1993年3月
                      1994年9月
                      2000年7月
                      2004年3月

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この劇場の専属歌手になってから、僕に回ってきた役は全て悲劇的な役ばかりでした。この「フィガロの結婚」が初めての喜劇と言うことになります。アルマヴィーヴァ伯爵は決して三枚目とはいえませんが、単なる二枚目では決してありません。そう言う意味では、僕の新しい面をこの劇場で見てもらう機会でもありました。

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四月の天気

ドイツの四月の天気は、はっきり言って、変です。5分とか10分のサイクルで、吹雪のような勢いのすごい雪と晴天が入れ替わる、という事がしばしばあります。

ベルリンにいた頃にこれにでっくわした時は、本当にびっくりして、思わずビデオを撮ってしまいました。
この四月は一度ならず、もう三度ぐらいこの天気が出現しております。しかも雪ではなく、毎回雹(ひょう)が降るのです。

写真は晴天の様子と、降った雹をアップで撮ったものです。雹だから、また音がすごいんだ。一体何が起きたのかと思いますよ。

復活祭が近付いて、町はすっかりイースター気分です。日本では...

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四月の天気(続き)

そう、健登は昨日、公園で遊んでいて目にゴミが入ってしゃかりきに擦ってしまったものだから、角膜に傷が付いちゃったみたい。昨日の夕方からは、両眼を動かないように押さえて置いたんだけど、子どもだからか、少し慣れると結構目が見えなくても上手に家の中を歩くのね。びっくりしちゃう。
またね、その事実を利用するんだ。夕食でサラダを残しているから食べるように即すと「でも健登はおめめが見えないからサラダが食べられないんだよ」だと。まったく。
今日は朝に眼科に行って、薬を入れてもらいました。明日には多分普通に戻るとのこと。僕は角膜変性症という遺伝性の病気を持っているので、健登にこれが遺伝...

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メッツの松井選手

ニューヨーク・メッツに移籍した松井稼頭央選手、やりましたね。それにしても開幕戦の第一球をホームランとは・・・。びっくり。

オープン戦での不振が伝えられていましたから、このニュースは嬉しかったですね。僕はこの松井選手の日本での活躍ぶりは全然知らないんだけど、やはり外国で頑張っている日本人の姿を見ることは勇気づけられるし刺激になります。中田選手をはじめとするサッカー選手はもちろん、イチロー選手の時もそうだった。

・・・むろん、稼ぎといい、世間の注目度といい、桁が違うのはわかっていますが、やはり異国の地で日本人が業績を上げることの難しさは肌身に感じていますか...

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リサイタルのチケット一般発売近し

「フィガロの結婚」のプレミエも無事終わりました。批評も好意的なものが出ました。また近く報告しますが。

7月31日の東京でのリサイタルのチケット発売を目前に控えて、なんだか緊張したりしてます。結構このリサイタルにはかけているものがあるので。
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