ライナー・マリア・リルケの言葉


Die meinsten Menschen wissen gar nicht,
wie schön die Welt ist und wie viel Pracht in den kleinsten Dingen,
in einer Blume, einem Stein , einen Baumrinde oder einem Birkenblatt sich offenbart.

                   Rainer Maria Rilke

大抵の人々は全くわかっていない、いかにこの世界が美しいか、
そして一つの花、一つの石、一つの切り株や一枚の白樺の葉のような
極めて小さな存在の中に、いかに多くの壮麗なものが啓示されているのかを

                   ライナー・マリア・リルケ

リュッケルトの言葉2

Wer einem Fremdling nicht sich freundlich mag erweisen,
  der war wohl selber nie im fremden Land auf Reisen.

           Friedrich Rückert
異国人に対して親切でない態度を取る者は
  彼自身、一度も旅で異国に暮らしたことがないのだろう。

           フリードリヒ・リュッケルト

新しいシーズンが始まりました

夏休みが終わり、今日、新しいシーズンが始まりました!
・・・実は、歯のインプラントの手術を受けて、その腫れと痛みで病欠スタートです。でも水曜日から稽古に参加する予定です。
 
ここ8年間、夏は毎年日本ですので、この時期は日本での充実した時間を懐かしむのと、違うリズムの劇場生活に体を戻すので、結構落ち着かないような、新しいリズムにしてしまうのが勿体ないような気持ちになります。
今年の夏は特に充実した日本滞在でしたので、余計にその気持ちが強いですね。
 
今週も日経新聞に記事が掲載される予定ですが、この夏は新聞の記事がいくつか出たこともあり、このサイトを見て下さる方が増えているようです。ありがとうございます。以前より頻繁に発行しているニュースレター、是非ご登録下さい!
 
さて、今シーズンも、頑張ります!

ドイツに戻りました

日本滞在中、結局ほぼHPの更新が出来ませんでした・・・。申し訳ないです。今ドイツに戻りたてのほやほや、フランクフルトの空港で乗り継ぎを待っているところです。
今回の日本滞在、今までにもまして充実した時間を過ごせました。8/6のデュオ・リサイタルVol.7に足をお運びくださった皆様、本当にありがとうございました。アンコールの挨拶で申し上げたとおり、このデュオ・リサイタルが7回目を迎えられたのも、聴衆として僕を育ててくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございました!

日本に帰国

 
 
無事に日本に帰国しました。帰国してから8日間のオペレッタ「こうもり」の東京での稽古は終わり、もうすぐ兵庫入りいたします。オルロフスキー役のヨッヘン・コヴァルスキー氏も合流して、充実した稽古が進んでいます。
初役のアイゼンシュタインですが、今回はこの役のために新たにヴォイストレーニングをしたことも功を奏して、稽古も楽しめています。コヴァルスキー氏には「おまえはヘルデン・テノールになるべきだ」なんて言われてますが、高い音域の役が無理なく聞こえることは良いことだと思ってます。
じめじめした陽気が続きますが、「こうもり」の陽気さで吹っ飛ばしたいところです。

ドイツも春です

段々ドイツも春らしい陽気になってきました。ドイツの春は5月。今のドイツは、まさに春の雰囲気に満ちています。
 
宮廷歌手の称号授与について,多くの方からお祝いの言葉をいただきました。ありがとうございます。ドイツのテレビ番組で取り上げられた様子をこちらでご覧になれます。
 
今は夏の兵庫での「こうもり」とデュオ・リサイタルに加え、6月5日にプレミエがある「カプレーティとモンテッキ」の立ち稽古、それに続くベルリナー・オペレッタの「Frau Luna」の準備に追われています。
日本の舞台で皆さんにお会い出来ることを楽しみにしております。