抗生物質

さっきニュースサイトで『「抗生物質は風邪に効かない」 学会、やっと指針明記へ』という記事を見ました。
本当に「やっとか?!」という感じがするけれど、なぜ細菌にしか効かない抗生物質が必ずと言っていいほど頻繁に処方されるのか、疑問に思っていた方も実際に少なくないのではないでしょうか。

抗生物質で胃をやられることもあるし、体力は絶対に落ちるから回復は遅れるし、だいたいウィルス性の風邪がほとんどなんだから、「いちかばちか」みたいなもんだと思うんだけど、処方されることが本当に多いですよね。
僕達がこうして処方される抗生物質に対して本当に「いや、飲ま(せ)ないぞ」と...


いう態度を取り始めたのは、やっぱり息子が生まれてからだけど。

僕らがホメオパシーに本格的に乗り換えたのは、これが嫌だったのも一つの大きな理由でした。

でも、このニュースを見て引っかかったところが本題と別に二つ。

一つはもう以前からこういう表現に対して問題提起しているけど、

・・・「怠慢と言われれば、そうかもしれない。日本の感染症指針は、海外に比べ10年遅れている。・・・

という表現。「海外ってどこのことじゃい?!!」と、おもわずつっこんでしまいますよ。ドイツも中国もイラクも全部海外ですがね。「海外」という表現は、以前問題にした「欧米」よりずっと乱暴だと思う。

後もう一つはね、この記事がなぜ今出るのか、という事。話題になっている日本呼吸器学会の指針というのは6月に出ているのにね。なぜ半年後?
2003年12月9日(火)スクリプトで読み込み

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