無事にドイツに戻りました。まぁ結果的には無事だったんだけど色々トラブルはありまして、疲れました。はい。
しかも到着してみると、二重三重にショックな出来事が起こっていまして・・・。3ヶ月近くもいなかったから、ギャップも大きいというわけですね。しかたない。
フライト自体は快適でしたが、成田で既にトラブルは始まっていた・・・。
僕はよくわかっていなかったんだけど、土曜日から連休だったんですね。それで空港はすごい混雑でした。あんなに混んでいる成田空港を見たのは初めてです。ゴールデンウィークとかはもっとすごいんでしょうかねー。
成田空港へのアクセスですが、今回は初めて「乗り合いタクシー」というのを利用しました。ANA独自のサービスかも知れないけど、これはなかなか良かった。僕が一人で往復した7月に初めて使ってみたんですが、良かったので今回の出発でも使いました。
亀戸からだと一人3500円の固定料金で成田まで行ってくれます。ANAの航空券がないと利用できないサービスで完全予約制です。今は家族割引サービスとかで小学生以下の子供は無料なので、さらにリーズナブル。
で、今回「乗り合い」になったのが、お向かいのマンションに住む方で、ミュージカルやオペラもお好きだとのことで話も弾み、気がついたらもう成田に着いていました。
で、すぐにチェックインかウンターに向かったのですが、これがもの凄い列でね。でもあいているカウンターの数も多かったので列が長かった割りには速かった。でチェックインしようとすると登紀子と健登の分の接続便の搭乗券が出ない。「こういう事は滅多にないのですが・・・」と言われても困るのだが、どうしようもないらしいので、フランクフルトでもう一度チェックインカウンターに行くことで了承。
フライト自体は快適でした。健登も元気だったしね。日本に飛んだときは本当に大変だったよなぁ・・・。
で、フランクフルトで降りてチェックインカウンターに向かうと、これまた長蛇の列。時間がないのにーーー。
まだチェックインしていないわけですから、こんなことしているうちにフライトの時間が来たら置いていかれてしまうわけです。
で、順番が来たら「ここじゃない、あっちに並んで」とあっさり言われる。そう、ドイツの客商売というのはこうなんです。チェックインかウンターと書いてあるところにならんでもこれだ。で、ごめんなさいでもなんでもない。「忙しいんだからあっちへいけ」とでも追い払われる様に別の列へ。この時点で搭乗開始まで15分!間に合うのか!
そっちのカウンターでも長い列になっていました。でも、ああいうところでもビジネス・ファーストクラスは別の入り口が用意されていて、並ばないで済む様になってますよね。そこに平気でどんどん行っちゃうエコノミーの人とかがいて、まじめに並んでいる人たちはキーキー言い出す。
カウンターの人がそういう割り込みの人を追い返す様にしていたので、実際には大きな被害は出なかったけど、結構ドイツで良く見かけるのは、そういうケースで「まあいいわ」みたいに割り込みの人を受け入れちゃうカウンターの担当者とかがいて、そうなると場合によっては暴動ですぜ。郵便局とか、駅とか、あとベルリン・フィルのチケット前売りの時もそういう人いたなー。ドイツで「この国では正義はないのか?!」という気持ちになる瞬間です。
さて、順番になると「もう時間ないですよ。直接搭乗口に行っても良かったのに」という。キレかけました。「だったらどうして最初に並んだところの案内役がここに来いと言ったんだ!」・・・まぁいいや。チケットもらいましたが、席番が出ない。
「どうして?」と聞くと、とにかく搭乗ゲートに行けというので、ここからマラソンです。
まじでね、結構距離があるんです。ところどころ動く歩道になっているけど、距離にしたら何キロかあると思う。
健登はこういう時、全然文句言わないで一緒に走るんだよね。ほんとにえらかった。
で、汗だくになって搭乗ゲートにつくと、まだ人が沢山いる。ちょっと安心してカウンターへ行くと、別のショックが。何と登紀子と健登はウェイティング・リストに入っているという。つまりキャンセル待ちです。「なんで!席の予約まで入れてあるのに!」というと「わかってます。何とかするからあんまり心配しないで待っていて下さい」という。日本人だったらこういう言い方はしないんだけど、まぁこの人は割りときちんと対応してくれそうな人だったので、まぁ信用することにして。待つ。
少したつと呼ばれて、チケットをもらえたんだけど、3人別々の席でした。「子供連れなんだけど、何とかなりませんかね」と食い下がって、二つは一緒にしてもらえた。
でもその際に席を取り替えられた人は、僕が見ていた限りでは、呼び出されて、理由の説明もなく「あなた一人ですよね。はい、チケット取り替えて」みたいな感じの扱いを受けていて・・・。良いのか?それで?
やっぱりドイツの客商売はすごい。
ライプツィヒにはゲッツ家の人々が迎えに来てくれていて、これは本当に嬉しかったねー。
おまけに「ウェルカム・パック」もらっちゃった。ゲッツ家の庭で取れた野菜と果物。りんごがうまい!
でもここでもう一つのショック。車が壊れてるー。仮に修理はしてくれた様だけど・・・。もう古いからなー。
気温は13度。げろげろ。寒いです。
でもね、今日(日曜日)に起きてみたら、何と4度でした。もう冬か!?
またショックなのは、「モーツァルトとサリエリ」は音楽稽古をまず入れるという話だったのに、音楽稽古は1時間だけでやぱり月曜から立ち稽古だって。もう最初の6ページだけに絞って暗譜しよう。