マスタードの種で足を温める



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健登が咳、鼻水の症状に悩まされはじめて、もう2ヶ月近くになります。途中に二回熱は出したけど、両方とも1日で下がった。健登の場合、熱がこんなに早く下がるのはふつうじゃないんですが、まぁそれはいい。問題は咳と鼻水。周りを見ると、結構長く咳をしている人が多くて、1ヶ月以上、という人が少なくない。今年の風邪はへんですね。幸い僕は全然やられていないんだけど。
で、登紀子の健康セラピスト(でいいんだろう)でハイル・オイリュトミストのケンペ氏になにか良い治療法はないか聞いてみた。(いや、聞いたのは僕じゃないですけど)


昨日、ブログのコメントにも書いたんだけど、このケンペ氏のハイル・オイリュトミーはなかなかすごいです。登紀子が定期的に通っているんだけどね。身体表現芸術であるオイリュトミーとは全く別のメソッドで、治療だけを目的にしている、体操のようなものです。
で、登紀子がこのケンペさんのセラピーの時間の時に健登の風邪があまり長いので、何か良い方法はないだろうかと聞いたのですね。
実は僕は、良いだろうと思って、毎晩寝るときに健登の足をヴェレダのアルニカ・マッサージオイルでマッサージしてあげていたのです。このヴェレダという会社は、人智学をベースに健康グッズを作っている会社で、ヴェレダの製品は日本でも売っているんじゃないでしょうか。
僕らは時々おみやげに持って帰るんだけど、大変喜ばれます。


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このアルニカ・マッサージオイルは、このヴェレダの製品の中でも一番使用頻度が高い。不思議なくらい体への吸収が早くて、べたべたしたオイルなんだけど、数分するともう肌がさらっとしている。
アルニカというのはホメオパシーの方では、怪我の時の代表的レメディーなのですが、他にどんな薬効があるのかは僕はまだ知らないところもあります。
でも、ケンペさんに言わせると、風邪ひいているときは足のマッサージはしない方が良いんだって。あらら。僕のマッサージが風邪を長引かせたか?
で、代わりに聞いてきたのが、なんとマスタードの種を挽いたものをお湯に溶かして、それで足湯をするという方法。へー。早速やってみました。
もう使っていないベビーバスにお湯を入れて、約15分。僕が横について本を読んであげたんだけど、健登はかなり快適だったようです。そのあとは寝ているときもアデノイドで息が引っかかることもなく、静かに寝ていた。ケンペさんは「これをやったら二三日で治るよ」とのこと。がんばって続けてみよう。健登は次の日に、「今日もあの暖かいのやる?」なんて言ったから、気持ちよかったんだろうね。
写真でマスタードの種の横にあるパッケージは、アニス。アニスって何?と思って辞書をひいたら「アニス」と出ていた。がっかり。セリ科の一年草で香辛料だそうですが。
登紀子がここのところ腹痛に悩まされているんだけど、ケンペさんが「アニスで治るよ」というので、その場で噛んでみたら本当に治ったそうで。なんだかすごいね、この人。
でも、登紀子はアレルギーがあるので、どうもそっちに引っかかっちゃったようで、喉がかゆくなってしまったそうな。喉のかゆみがとれたら腹痛もぶり返したようなので、これだとちょっと困る。
で、前からケンペさんが強く勧めていたヴェレダのアルニカ・マッサージオイルでの足のマッサージを久しぶりにやってあげたら、これまたずいぶん効いたみたいで、すごく深く眠っていましたね。夜中にいたくて目が覚めなかったのは久しぶりだと言っていた。そんなに痛かったならもっと早くやってあげれば良かったと反省しました。僕は眠るとなかなか起きない方なので、登紀子が起きてもわからないことが多いんだよね・・・。
でも足のマッサージは、少し継続的にやってみよう。あれっておもしろいもんで、マッサージしてあげている方もどこかしら「癒される」部分があるんですよね。肩を揉んであげると揉んだ人にこりが移る、という話を聞いたこともあるけど、僕はどちらかというとマッサージすると僕の方も少し元気になる感じがすることの方が多い。まぁ物理的にはもちろん疲労するわけですが。
いや、ケンペさんすごいです。でもマスタードの種で足湯とはね・・・。

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