リゴレットの稽古は、1幕1場を除いて一応段取りがつきました。
最初の場面がまだ稽古されていないわけですが、これにはわけがあります。
舞台上のバンダが予算の関係で生演奏で出来ない・・・つまり録音で済ませなくてはいけない・・・ことがはっきりした時点で、指揮者のオスカンプさんが、出来るだけ早い段階でこのバンダの音楽を録音して、その本番用の録音で立ち稽古をして欲しいと主張したのです。それでその録音が出来るまで後回しになっていたわけです。
この舞踏会の場面には2頭の馬の像がまんなかにあるのですが、稽古場にもう本物が出来て来ていました。銀の2頭の馬!
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写真の馬がそうですが、その2頭の馬の間にいるのが公爵を歌うメキシコ人テノールのオマール君。かわいそうに最初のアリアをこの状態で歌うことになりました。歌いにくくて嫌だと主張していたのですが聞き入れられず。
「見た目も変でしょ?」というから「いや、そんなことないよ」といったのですが、どうでしょう?僕は結構かっこいいと思うんだけど。
2001年5月11日(金)スクリプトで読み込み