一応オフィシャルには復帰しました。稽古は今週はもう入りませんが。来週リゴレットの稽古を少し追加でやるようです。
昨日、嫁さんと健登と、今ゲラに遊びに来てくれているベルリン時代の友人とその息子さんと、4人で劇場の裏の公園を散歩していたそうなのです。
そうしたら自転車に乗った小学生高学年くらいの少年が二人にやにや笑いながら近付いて来て、何かを投げて逃げ去ったのです。一瞬のことだったので何が何だかわからずにいるうちにその投げられた「何か」が爆発して仰天。6連発くらいの爆竹だったのです。
幸いベビーカーとその友人の間に落ちたから良いものの、もしベビーカーの中に入...
って健登の顔の上に落ちたらどうなっていたでしょう。失明していたかも知れません。
とっつかまえようにも、その二人組はもう自転車で遙か彼方。近くのベンチの老人も「どうかしてる」とばかりに首を振るのみ。
もし僕が近くにいたら追いつけるかどうかは別にして、追いかけていたでしょう。でもつかまえてもどうなるものでもないのだろうか。説教したり警察に連れていくことは出来ても。それに頭に血が上って駆け回って事故に遭うかも知れない。僕が遭わなくても例えばその自転車の二人が遭うかも知れない。
この話を聞いてそんなことを考えていたらむかむかしてきて、やりどころのない怒りをくすぶらせながらうどんを茹でていたら、上の空になってしまって、貴重な稲庭うどん400gを茹ですぎて無駄にしてしまった・・・結局無駄にしないで健登の離乳食にしちゃったけど・・・。
その悪ガキ(良くない言葉だが、使わせてもらいます)二人が、はたして外人の子供を狙ったのかはわかりませんが、もしそうだったらこれはマジで深刻な問題です。今までゲラではそういう極右翼的な物騒な話は聞いていないのですがね。
2001年11月2日(金)スクリプトで読み込み