ゲラの関西人

今日3人で、ゲラのアルカーデン(アーケード)で買い物をしていました。健登にパンを買ってあげたら、見事に拒否されて「なんだよー」と思いながら1階を少しベビーカーをおして歩いていたら、前を歩いている高校生くらいの3人組が、僕の遙か後方にいるらしい仲間に向かって叫びました。「Treffen wir uns bei マクド!」(マクドで会おうな)

ちょっと僕は目が点になって、その叫んだ若い子をじっと見ていたのですが、その横の女の子が「マック、な」と良い、もう一人の男の子が「McDonalds!」と言ったので、やはりこの「マクド」がハンバーガーショップの「マクドナルド」を指し...


ていると言うことを確認しました。
しかし「マクド」って、そりゃまるで関西の人がマクドナルドを指すときの言い方そのままじゃあないですかっ。(もし違ってたらごめんなさいね、関西の方)

でも3人目が言った「McDonalds!」はカタカナにすると、「マクドーナルズ」的な感じになるので、そうか、アクセントまで言うとマクドーになるのか。

ゲラはまぁ緯度的にはドイツの真ん中へんですからね。関西にあたるんだろうか。いやいや。

ところで、今日なぜアルカーデンにいったかというと、一つはドイツテレコムにDSL(高速のインターネット通信)の申込をするためでした。ここ1年くらいでしょうか、ドイツ全体かゲラでなのか、ドイツテレコムはDSLのキャンペーンを派手にやっていて、僕の所にもずいぶん手紙が来ていたのですが今まではまだ必要ないだろうと思っていました。しかしだんだんインターネット接続料金がかさんでくるし、色々なホームページも重くなってくるしで、試算してみたらDSLの定額の方が安くなることがわかり・・・という次第です。
月々の回線の基本料金が39DM上乗せされますが、おまけに今は初期費用がただ。つまりスプリッターとDSLモデムという必要なハードウェアが無料で手に入るのです。「今が決断の時だ!」とばかりにテレコムへ突進。
ドイツではMacintoshはかなりシェアが低いので、こういうインターネットのサービスなどものウィンドウズの環境しかサポートしていないことも多いのですが、ここはテレコム、ちゃんとMacintosh用のソフトも用意してありました。えらい、ドイツテレコム!(こんな台詞を口にするときが来るとは)

日本ではISDNとDSLの共存はまだ基本的に出来ないようですが、ドイツテレコムではISDNとDSLのパックを値引きして奨励しています。僕はアナログ回線のままにしましたが。アナログでも電話とインターネットは同時に使えるし、ISDNの必要を感じないので。

今使っているサービスは一分電話代込みで1.9から2.5ペニヒのもので、まぁ夜がほとんどですから、1時間使って電話代も込みで60円位というのは安いですよね。日本では電話代込みのプロヴァイダーというのはありましたっけ?
国際電話も安い業者がたくさんあって、ドイツの電話業界の規制緩和は僕らには恩恵大です。まだ日本からの国際電話は高いですもんね。僕が今使っているプリペイドの国際電話は日本へ1分5円くらいです。日本からドイツは安いところでも1分35円くらいでしょう。

DSLはインフラが新たに必要なメカニズムですから、こんなゲラのような田舎でもDSLが普及しているのは本当に驚きます。

開通するのは2週間後、クリスマスのあとです。ああ待ち遠しい。
今年の10月まではJSTVという衛星放送局でNHKのニュースが見られたのですが、衛星の変更によってこれが見られなくなって、今はもう日本のニュースが入りにくくなったのですが、DSLが開通すればインターネットのテレビ局のホームページから結構まともにニュースなどが画像つきで見られるかも知れない。楽しみ楽しみ。

2001年12月12日(水)スクリプトで読み込み

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