ラジオで

今日、買い物に行く途中に車のラジオから急に日本語が流れてきてびっくり。良く聞いてみると、矢野顕子さんの歌でした。あれは弾き語りなんでしょうかね。ピアノと声だけの演奏でしたが。
嫁さんと一緒に(まぁ厳密には健登も)じっと耳を澄まして聞きました。異国で聴くから余計になんでしょうけど、何だかじーんとしました。良い曲だ!というか歌とピアノが良かった。
僕はこういうジャンルのことは良くわからないんだけど、ああいう繊細な不協和音がちりばめられたしっとりしたピアノは良いですねぇ。S&Gのセントラルパークでの復活コンサートの時の明日に架ける橋の伴奏がそういう感じでしびれたんです。むむ...




「虹が出たなら」というタイトルでしたが、当然、「ニジガデタナ〜ラ」と発音されていました。なんのこっちゃ。歌詞も良かったんですよ。

どういう経緯でMDR(中央ドイツ放送)のMDR−Kulturに矢野顕子さんの歌が流れることになったかはちょっとわかりません。買い物途中の数分のドライブで偶然に聴くことが出来たので、その前はラジオを聴いていなくて。ちなみにこのラジオ局は僕らのリゴレットのプレミエの前に、インタビューされた僕の声が流れた局でもあります。
とにかく心温まる数分間でした。

ところでクリスマスコンサートのところで、

司会のマティアス・ヴィンターが「ロシアのオペラを日本人のテルヒコ コモリがここドイツでロシア語で歌いまーす」と言うと大うけしていました

と書きましたが、よく考えたらもう一ひねりあったのです。僕が歌ったサトコのアリアは「ヴェネツィアの商人」が歌う曲なので、「ロシアのオペラの中のイタリア人のアリアをを日本人のテルヒコ コモリがここドイツでロシア語で歌いまーす」という事なのでした。
2001年12月11日(火)スクリプトで読み込み

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