新年あけましておめでとうございます

皆さん、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日からの1年が、皆さんにとって健康で実り多き1年になりますようにお祈りいたします。

今年はまず3月に「フィガロの結婚」の伯爵を歌い、シーズン終わりには来シーズンの最初の新演出演目「椿姫」の稽古がもう始まります。その後日本に飛んで、東京室内歌劇場のオペラ「インテルメッツォ」のロベルト・シュトルヒ役があり、そしてなんと言っても師匠のDavid Harperをピアノに迎えてのソロ・リサイタルが7月31日に千駄ヶ谷の津田ホールであります。
皆さんに是非是非聞いていただきたいです。<...
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年末は、体調を大きく崩した中で「さまよえるオランダ人」、「ナブッコ」の本番があって、結構大変でした。特に「ナブッコ」は、アリアの前に急遽アナウンスを入れてもらう羽目になってしまい、ちょうど嫁さんの母と伯母さん、友人の森川さんが聴きに来てくれていたので、残念でしたが、まぁなんとか最後まで持ちこたえたので、よしとするべきでしょう。はい。
その「ナブッコ」の翌日は第九のゲネプロで、結構多くの同僚から「本当に歌うの?」とか言われたんですけど、まぁ歌いました。第九の声の負担というのは「さまよえるオランダ人」とか「ナブッコ」に比べたらずっとずっと軽いですからね。

ドイツでは正月になってもクリスマスツリーは飾られたままです。ゲラのコンサートホールのフォワイエに飾られたクリスマスツリーの横で、第九のソリストと写真を撮りました。ドアの向こうでは第2楽章が鳴っています。


2004年1月1日(木)スクリプトで読み込み

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