オペルングラスに初登場!

ドイツ有数のオペラ雑誌「オペルングラス」に、去年10月のナブッコの批評が載りました!
僕の出演した公演の批評は、今までオペルンヴェルトという雑誌には載ったことがありましたが、このオペルングラスには初登場です。
僕はベルリンの学生時代は、どちらかというとこのオペルングラスを読んでていたし、僕の好みからいっても「オペラ雑誌といえばオペルングラス」という感じがあるので、「そうかー僕の記事もついに載ったか」と、結構感慨深いです、はい。

いち早く報告したいこともあるし、ちょっと全文を訳すまでには時間が欲しいところですが、僕の部分だけを訳してみますと・・・
<...
BR>「(声楽的にいささか単調でもあったヘブライ側の歌い手達に対して)バビロン側の勢力は、少なくともこの占領地区において、はっきりと上回っていた。テルヒコ コモリは、激しく動揺したキャラクターを適切に演じただけでなく、ナブッコというパートのヘルデン・バリトンとしての外観に輝きと色彩を付与することに成功していた。・・・」

ゲラの地方紙でなくて、ヨーロッパ全土で読まれているオペルングラスでこれだけポジティブな評が載ったことは、歌手の中で手放しで誉められているのは僕だけだし、とても嬉しいです。
指揮のフェルツの注目度が高いせいでオペルングラスのようなメジャーな雑誌にうちの批評が載ったというのは間違いないので、彼には感謝しなくちゃ行けませんね。この批評の中でも、フェルツが来シーズンからシュトゥットガルト・フィルハーモニーの音楽監督になることに触れてあります。

下の画像をクリックすると大きな画像に飛びます。文字が読める程度の解像度にしてありますので、原文がご覧になりたい方はどうぞ。
左の写真は、この号の表紙です。今をときめくバリトンのラド・アタネリが表紙を飾っていますね。ベルリンで彼のスカルピアをみてすっかり惚れ込んで以来注目している歌手です。




2004年1月3日(土)スクリプトで読み込み

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