ニューヨーク・メッツに移籍した松井稼頭央選手、やりましたね。それにしても開幕戦の第一球をホームランとは・・・。びっくり。
オープン戦での不振が伝えられていましたから、このニュースは嬉しかったですね。僕はこの松井選手の日本での活躍ぶりは全然知らないんだけど、やはり外国で頑張っている日本人の姿を見ることは勇気づけられるし刺激になります。中田選手をはじめとするサッカー選手はもちろん、イチロー選手の時もそうだった。
・・・むろん、稼ぎといい、世間の注目度といい、桁が違うのはわかっていますが、やはり異国の地で日本人が業績を上げることの難しさは肌身に感じていますか...
ら。
松井稼頭央選手の場合、家族のための通訳をつけることも契約の中に入っていると言いますから、待遇はすごく良いんだろうけど、やはり家族を抱えて異国の地で暮らし、働きはじめる時の難しさは同じでしょう。なかなか気候に慣れないとか、いろいろニュースで伝え聞く事も、何だか人ごととは思えない部分があります。
この間、今デュッセルドルフに転勤(駐在と言うのが正しいのかな)で来ている高校の同級生が夫婦で、「フィガロの結婚」のプレミエを見に来てくれました。会ったのは何年ぶりかなぁ。高校3年の頃にいつも行動を共にしていたグループがあって、まぁよく連んでいたわけですが、大学に行ってからはほとんど会ってなかったんじゃないかな。
「フィガロの結婚」はとても楽しんでもらえたようでよかった。僕の舞台を見てもらうこと自体初めてだったんじゃないかと思うんだけどね。
その他、ドイツに来てまだ1年に満たないお二人が、いろいろと文化の違いや生活観の違いについて話してくれることをきいていて、「あぁ、そうだったよなぁ」とドイツに自分が来た頃(もう8年以上前だ)のことを思い出したり、音楽家とは違う、一流企業の社員としてドイツに来た人から見たドイツ観みたいなものをきけて、大変面白かったです。
ドイツに詳しくなることで、最初の新鮮な印象とか、その時の苦労なんかを忘れないようにしよう、と思いました。
2004年4月7日(水)スクリプトで読み込み