さて、例の家の契約書の話。
鳩に餌をやってはいけないのは法律で決まっていることをもう一度書いてあるだけだし、修理に関するところもまぁドイツの住宅契約書の内容としては別に「細かすぎる」内容ではないようなのですが・・・。
やはり問題は、2年の最低貸借期間が設定されていることでしょう。これがなくなれば他の問題も結構同時になくなるので。というのは、この契約書だと、僕が1年でここから出たときには、残りの1年誰かを雇って前の道やろうかの掃除、雪かきをやらなくてはいけないという話になってしまうのです。?ヌうかと思うなぁ、これ。
もともと、この家を選んだ...
大きな理由の家の二つが「最低貸借期間が設定されていない」「管理人がいて雪かきなどはする必要がない」だったのです。それなのに、貸借者が雪かきや掃除をする義務があると書いてある。そして最後に「現在のところは管理人業務の契約が結ばれ、実行されている」と付け加えてあるのですね。「まぁ管理人がいるなら良いか」と思うのは危険なところで、この契約だと、管理人が掃除をしなかったときに例えば階段で誰か滑って怪我をしたら、貸借人が補償をしなくてはいけなくなります。
それと大家が貸借人の留守にも家の中に入れるとある。これもちょっと・・・。
「住居は、何一つ欠けていない状態で貸借人に引き渡された」ともある。過去形で。これも気に入らないんですよね。だって床はこれから張り直すのに。それを僕は見てもいないんです。台所の蛇口ももう一つつける約束になってるし。
それと、契約期間が11月1日に開始になっている。これは最初の2ヶ月は無料になるからなんですが。でもこの契約書じゃ、もし床張りの工事が遅くなって約束通りの時期に引越が出来なくても何も言えないし。
住居の改修などの時に、貸借人は工事人が家の中に入れる様にして、作業を邪魔してはならないともある。これも事前に通知が来るとかそう言う記述はない。貸借人からの解約とかの項目では、何ヶ月前の月の何日までに書面で通知をしなくてはいけないとか、えらく細かく書いてあるんですが。
僕が細かすぎるんだろうか?
2000年9月6日(水)スクリプトで読み込み