ゲラに戻って1週間

ゲラに戻ったら休暇だという考えが甘かった、という事は前回も書きましたが、昨日やっと原稿を書き終えました。日本R.シュトラウス協会の年誌に掲載されます。原稿用紙30枚分くらいかなぁ、今回は。
税金申告は今年も期限を延長してもらうことにしようと思います。なんとか延長なしでやりたかったけど、全然無理だということがわかりました。


いま、うちの電話回線をアップグレードしようかともくろんでおりまして、そういう原稿書きやら何やらの合間を縫って情報を収集しておりました。
うちの地区は、DSLがひけないという噂だったんですが、テレコムに確認したらはっきりダメといわれ、ISDNを検討。でもドイツ・テレコムのISDNアダプターはMacintoshに対応しないので、それを色々物色していたら、ISDNアダプターで無線LAN機能を持つものがあって、しかも Macintosh完全対応!これだ!と思って、近所のMacintosh専門店に行きました。
そうしたら、店の主人が、「Jetzという別の電話会社だと、テレコムがダメだといった地区でもDSLをひけることがあるよ。うちの事務所がそうだった」という。
そう、テレコム以外の電話会社もなかなか魅力的なオファーをしてくれているんだけど、テレコム以外の電話会社での問題は、格安の長距離電話が使えなくなること。うちは日本によく電話しますからね。
色々な電話会社が用意している010・・・で始まる5桁の番号を、かけたい番号の前につけて電話すると、長距離電話がすごく安くなるんです。一番安いところでは例えば日本には1分2.5セント(3円くらい)。ドイツ国内1.5セント(2円弱)とか。すごく安いでしょ。日本に気軽に電話できるのですごくありがたいんだけど、これがテレコム以外に乗り換えると使えなくなっちゃう。
DSLをあきらめるか、安い国際電話をあきらめるか・・・。
と一度考えたのですが、「いや、まて。インターネット電話というのがなかったか?」と思い直し、インターネット内で検索しました。
あったあった。
でも大半はウィンドウズ向けのみのサービス。あったま来ます。まぁ仕方ない。あと、日本国内の会社は、日本の特定のプロヴァイダーを使っていることが条件だったりいろいろあって、結構使えそうなのはないなぁと思ったのですが、ひとつありました。Macintoshでも使えるサービスが。
SIP phoneというサービスで、インターネットに接続してあれば世界30カ国とかなりお得な料金で電話が出来ます。ちなみに日本へは4セント(米ドル)だから、今使っている方法と同じくらい。
興味のある方はサイトをのぞいてみて下さい。 http://www.sipphone.com/
ソフトの開発元はこちら http://www.xten.com/
で、日本でもこのソフトを使ったサービスがある様です。https://www.taraba.net/
この日本の会社のサービスは日本以外の国の固定電話への通話はサポートしていないようです。
DSLに乗り換えれば、音質も問題なさそうだし(ダイアルアップでは怪獣の声みたいになってしまった)、どうしようかなぁ・・・。
2004年8月20日(金) No.333

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