2004/2005シーズンの開幕

いよいよ夏の休暇が終わり、劇場が動き出しました!
久しぶりに合う劇場の同僚の顔は、6週間の休暇でしっかり命の洗濯をした!という感じで、輝いている感じがします。僕はといえば、今回は8/8まで本番があったので、日本から戻っての2週間が休暇だったわけで、日本人の休暇の取り方からすればこれでも文句は言えない、という気持ちはありながらも、6週間たっぷり休んだ例年からすると休暇不足で、なんだか8月31日の小学生の様な気持ちです。


さて、劇場の写真を載せましたが、2枚目は1枚目の一部のアップです。
実は劇場の向こう側にあった建物(これも劇場の一部でした)を取り壊して、劇場の改修工事が始まっております。で、その建物の中にあったチケットセンター的な部署が、劇場の真ん前に一時的に引っ越してきていて、最初は単なるコンテナ(工事現場にある事務所の様なもの)だったのですが、殺風景と思ったのか、飾りを付けてミニ劇場になっていました。結構笑えるので載せてみました。
全体の集会の後にすぐ「椿姫」の音楽稽古でした。ドイツ語のヴェルディ。これで3つ目だなぁ。「椿姫」のジェルモン役を歌うのも、これが3回目です。チェコの首都プラハの国立劇場での僕のヨーロッパデビューもこの役でしたし、その後日本でも歌いました。
「ナブッコ」と同じ装置家で、無機質といえなくもないですが、この演出にはマッチしていて、かなり効果的に機能すると思います。
2004年8月26日(木) No.335

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