派手に雪が降りました


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この冬、こんなにたくさん雪が降ったのは2回目ですね。いや、11月はまだ秋か?もうすっかり冬という感じだけど。9・10・11月は秋だと教わった覚えがあるんですけど、そういうのって国によっても感覚が違うでしょうね。すくなくとも今ドイツでの感覚としてはすっかり冬です。


写真を見て頂ければわかりますが、コンクリートの上には積もっていません。でも降っている様子は本当に大雪、という感じで、朝起きてびっくりしました。健登は砂場の道具で車に積もった雪をかいてくれました。はい。
当然ですが寒いです。僕もブロウチェクのプレミエ前にひいた風邪を、うまく早期に対処して回避したつもりだったんですが、咳が残ってしまって、結構大変。夜は咳で目が覚めるくらいです。明日はまたブロウチェクの本番なのにね。
今月末と来月にアルテンブルクで行われるクリスマスコンサートの練習がちょこちょこと入ってきました。僕は今回はフランスオペラからアリアを3曲歌います。
1曲は夏のリサイタルでも歌って好評だった、マスネ作曲の「エロディアード」から。あとはトマ作曲のハムレットからハムレットのアリア、おなじみカルメンから闘牛士の歌。僕は実はフランス語はいまいち自信がなくて、ちょっと頑張らなくちゃね、とおもっています。語学としては大学時代に一応3年間やったんですけど、このコースは他の語学をたくさんとっている声楽科のための、いわば特別ゆっくりなコースでした。
フランス語ってのは、オペラでの発音と日常での発音がかなり違うんですよね。これがまた難しい。シャンソンやらメロディー(フランス歌曲)での発音もまた違う。オペラでのフランス語発音を考えるときに、辞書で見たり聞いたり(最近では音入りの電子辞書なんてのも良くあるので)した発音を真に受けちゃ行けないときがあるのです。
幸い、僕の場合は、ヴォイス・トレーナーのデヴィッドが、大変わかりやすい発音の分類法を教えてくれているので、頭で整理する分には混乱しないところまでは来ているんですが、いかんせん実践する機会が他のイタリア語、ドイツ語、日本語に比べると少ないので。あー、でもロシア語は機会はもっと少ないけど、そんなに苦手意識がないなぁ。
この夏以来、苦手意識自体はかなり減ったので、この機会にフランス語をきちんとやっておこうという気持ちもあり、わざわざフランスオペラのアリアを選んだのでした。3曲とも名曲ですから良い演奏にしたいです。
2004年11月19日(金) No.358

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