健登の「子供部屋」をつくりました



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ここのところ、我が家は「工事現場」みたいになっています。
息子の健登がいよいよ来年は小学校だし、自分の部屋を持たせたいという希望を嫁さんが強く持っていて、かなり前から頭をひねって、模様替えの計画を練ってくれていました。僕はこういう時は結構受け身なんだよね。実践はもちろんするけども、家の中のことに関しては、やはり嫁さんにイニシアチブをとってもらう様になっております。登紀子の「住環境」に関する思い入れはハンパでないので、登紀子の希望に添ってやっていくといつも必ずうまく行く。今回もそうでした。


実は工事現場になっているのは家の中だけでなく、僕のMacintoshもです。こういう風に長い時間家にいて、やることがある時って言うのは、僕にとっては意外にコンピューターの中身のアップグレードをするチャンスなんです。ソフトのインストールやハードディスクのコピーなどは意外に時間がかかるから、それにかかりっきりになると待ち時間が長すぎるでしょ。だから、模様替えと並行してやってしまった。なかなか順調に進みました。


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さて、模様替えの話。
ちょっと前のエントリにも書いたけど、健登に自分の部屋を持たせたい。で、ベッドを買って、僕らが今まで仕事部屋に使っていた部屋を健登の子供部屋にして、僕らの寝室の「健登スペース」だったところに何とかデスクワークのスペースを詰め込もうという計画でした。
僕は最初は、これは無理だろう、と思っていたんだけど、嫁さんの説明を聞いていたら、いや、これがベストだろうなんて思い始めた。その気になりやすいのかなぁ。まぁいいや。


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合計で本棚を8つ、デスクを2つ、その他に棚を5つくらい移動する。そして新しく本棚を3つ、洋服の収納用の棚のようなものなどなど、いくつか買う家具もありました。この移動と組み立てなども結構時間をとるけど、やっぱり一番時間をとったのは、健登のベッド選びでした。
前にも書いたけど、僕らはIKEAというスウェーデンの組み立て式家具屋さんがお気に入りなんだけど、ここの子供用ベッドはいまいち気に入らなかった。やっぱり木のきれいなベッドがいいんだけど、それプラスラッカーが塗ってあると、塗料の中の有害物質も気になるので、できたら表面をオイルで仕上げてあるものがいい。最初は高いベッドにして下で遊んだり、場合によっては後に勉強机を入れたりできるようにしようと思ったけど、高いベッドは、落ちたら怖い、という気持ちが拭いきれず、大人の胸くらいの高さのものにしました。一番上の写真は、そのベッドを買ってきてすぐのパッケージ。僕らは結婚してから割とすぐドイツに来てしまったので、日本で買った家具というのは限られているんだけど・・・でもベッドは買ったなぁ。あれは運んでもらったんだった。


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二階建てベッドがこんな小さなパッケージで、自分の車で家まで運んでこられちゃうのは便利だよなぁ。デンマーク・ベッド倉庫(えらい直訳)という店で買いました。でも、これ重いのよね。両方で50kgありました。
それとマットレスとマットレスの下に敷く骨組みみたいなやつ。日本語でなんていうんだ?この二つも丸めて大丈夫なタイプで、えらいコンパクトに運べました。
ラックを塗っていないタイプなので、汚れを落として油を塗り直すという作業が必要ですが、やはり有害物質よりは全然いいと思う。


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ベッドだけあって、一つ一つの部品がえらい重いんだけど、仕組み自体は複雑じゃないので、組み立ては楽でした。電動ドリルもあるしね。ただ参るのは、こういうの結構あるんだけど、どう考えても、説明書が間違えているんですよ。部品の説明のところで。で、説明書は途中から無視。
目出度くできあがってから健登を幼稚園に迎えに行く。先生が「今日はベッドの話ばっかりしてました」だと。ははは。


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完成したものを見て、もちろん大喜びでした。
ベッドだけじゃなく、二つめの写真にあった健登のSpielecke(遊ぶコーナー)を全部、健登の子供部屋に移しました。自分で独占できる部屋を得た喜びは格別でしょうね。なんだかわからんけど、急に「おべんきょう」を始めてしまった。親を喜ばせたくなったのかな。お気に入りの本を見て、その字を写し始めたのです。びっくりしました。ヴァルドルフ教育では幼稚園の間には文字を教えませんから、健登は基本的にまだ文字を習っていないんですが、すごく興味は持っているようで。


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今まではねる前に、健登はベッドに入ってから本を読んであげていたんだけど、今度はベッドが高くて無理なので、健登は自分の椅子に座って聞くことになりました。今日は、最近お気に入りの犬のヴァウヴァウと猫のミャウのお話し。ぴかチュウままさんからプレゼントでもらったんだよね。ぴかチュウままさんありがとう。


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