WELEDAのHautcreme(肌クリーム?)

うちでは人智学とかヴァルドルフ教育に深く関わるようになるずっと前からWELEDAの製品を愛用していました。 


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結構日本でも人気あるみたいですね。アルニカのマッサージオイルから始まったんだけど、もうこれは我が家の必需品です。で、今回あらためてWELEDAの威力を思い知ったのは、この写真のHautcreme。まぁ肌クリームというのは直訳すぎると思うけどね。僕も健登もアトピーぽいところがあって、食事に気をつけていないとすぐかさかさして来ちゃう。で、これ使ったらね、めちゃくちゃ効きますね、これ。


健登は、前にも書いたけど、今へんに話題になっちゃ手いる権田治療院の権田先生にアトピーの潜在的危険を指摘されて、僕らは予防もかねて食事制限というか、僕らがやっている食事療法を健登にもさせていたんですね。で、あまり出ないで済んでいるんだけど、乳製品とか、蜂蜜とかを多めにとるとやっぱり出ちゃう。
で、子供だから口の周りに醤油とかトマトソースの残りとかをつけたりしていると、そこからまずかさかさしてくるのですね。で、最近ちょっと口の横がはっきりかさぶたみたいになって、権田先生のところでもらったピンクの薬(これもすごく効くんだよ)を塗っていたんだけど、あまり良くならなかった。
 
で、寒いときに肌に塗っていたこのクリームをこの口の横に塗るようにしたら、もう何日かですっかり良くなってしまった。今回は本当に魔法のようでした。僕も肘のところがかさかさになっているので・・・これはもう数年この状態だなぁ。前は首だったりしたんだけど、今は肘・・・ここに塗っていますが、かなり良い感じ。
問題は、忘れずに頻繁に塗らなきゃいかんと言うことですね・・・・。良くなると余計に塗る必要性を感じなくなったりして。今回はきっちり治るまで忘れないように気をつけよう。


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これ以外に、嫁さんが見つけてきてくれたカレンドゥラのクリームも良かったな。ハンドクリームという感じだと思うけど。雑誌のöko-testでsehr gut(大変良い)をとったと書いてありますね。これはすごくしっとりして、良い感じです。男だから仕方ないと思うけど、どうも手が荒れたりしても、切れて痛くなるまで気がつかなかったりするから、こういうのを時々塗るようにしておいた方が良いんでしょうね。
 
人智学の健康関係の話題なので、ついでのこのパン。最近のヒット。
Vollkornbrot(全麦パン。粗びき麦から作った黒パン)ですが、ただのVollkornbrotではないのです。WELEDAと同様、人智学の観点から製品を作っている、demeterという会社のパンでね、バイオーダイナミック農法で作られた麦から作られています。
これがめちゃくちゃうまくてね。チーズのせるのがもったいなくて、バターぬっただけでもうばくばく食べちゃうんです。これがLaudenbachという近所のパン屋で一週間に一度だけ出ます。いや、麦がdemeter製で、焼いているのがLaudenbachということかな。多分そうだ。


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バイオ・ダイナミック農法について語り出すとまたすごく長くなっちゃうんだけど、これは一言で言うと(受け売りですが)「宇宙の力を土壌に呼び込み、様々天体からの作用力を、農作物の生育に取り込むこと」なんだそうで。僕もこの分野はあまり深く理解していませんが、子安さんの本によれば、たとえば牛の角に牛糞をつけて土に埋めて冬越しさせることで、牛糞が全く違う物質になる。あるいは同じ事を鉱物(水晶とか)で夏にうめる。冬は上の世界は死んでいるけど土の中の世界はまさに春に向かっての準備をしている活発な時代で、夏はその反対で、鉱物の結晶力が強く働くと。
こうして出来たプレパラートを、大変厳密に決まったやり方で水に溶かして攪拌して、肥料のように土に与える。
こういうの、ばかばかしいと思う人が多いでしょうけど、ドイツでは政府の援助を受けたりしてバイオ・ダイナミック農業はかなり隆盛です。僕らがよく買い物に行くドロゲリー(ドラッグストアかな)でAllnaturaという会社の製品を多く扱っているのですが、この会社の社長がアントロポゾフ(人智学徒)だそうで、バイオ・ダイナミック農法による原料でつくっているシリーズがどんどん充実してきています。
僕らがゲラに来た6年前はこんなに色々なかったんだけど、最近本当にすごいです。しかもこの会社の製品はやすいんだよね。どうなってるんだろ。

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