リゴレットの稽古本格化

リゴレットの稽古もイースターの連休を終えて本格的になってきました。
昨日と今日は2幕のリゴレットのアリアとジルダとの二重唱に取りかかりました。
ドイツ語での上演だし、ドイツ人の演出家だし、かなりいわゆる「イタリアオペラ」からは遠い感じの公演になりそうです。
といっても音楽的に面白くないものというわけではなく、指揮者のオスカンプさんはオランダ人ですが国際的に活躍している人でイタリアオペラの伝統は熟知しています。
ただ、良くも悪くもドイツの演出家主導型の今のオペラ界の雰囲気もあるし、このオスカンプさんはGMD(音楽総監督)のポストの候補者であり、いわば試されて...


いる立場。なかなか強いことはいえないでしょうね。
先日、指揮者がいない場で演出家が「楽譜に書いていない音を歌うことを禁じる」みたいな発言をして、演出家VS指揮者で大喧嘩になりかけたのですが、なんとか演出家が折れたようです。
テノールが強く反発して、「そんなことは断じてできない」といっていたこともあるでしょう。だって女心の歌の最後のHは楽譜では1オクターブ下ですからね。
2001年4月21日(土)スクリプトで読み込み

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