劇場の音楽監督が決定

やっと暖かくなってきて嬉しい限りです。
日本でも自民党の新総裁が決まったりしたようですが、僕らの劇場では新GMD(音楽総監督)が決まって発表されました。
前にも書いたかも知れませんが、Prof.Rolf Reuterさんというドイツ音楽界の重鎮であるベテラン指揮者が今シーズンからうちの劇場のシェフ、つまりGMDに就任するはずだったのですが、オケとの折り合いが悪く、彼はキャンセルしたのです。それで今シーズンにこの劇場に来る全ての客演指揮者は来期からのGMD候補であり、「試験」としての客演をする事になっていました。
少し前の段階で、10人いる候補が実質3人に絞られて...


いて、リゴレットを振るオスカンプさんもその3人のうちの一人だったのですが・・・

結局Gabriel Feltzというドイツ人指揮者になったようです。彼は僕より若いのです。33歳だったかな?

彼とは殆ど話もしていないのでどんな人かわかりませんが、来期からは我々専属歌手は彼の元で働くということになります。何しろ決まって良かった。下手をすると6月まで決まらないという事もあり得ましたからね。11月のフォーレのレクイエムは彼の指揮で歌うことが決まっています。多分ジョヴァンニも彼でしょうね。
2001年4月24日(火)スクリプトで読み込み

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