お祈り パート2

この間のお祈りのエントリに書こうと思っていたことを忘れたので、補足です。
・・・お祈りというと、宗教的な色合いが強いけど、Spruchといっているので、本当はそういうわけでもないのです。でも、祈る相手が別に神様だけじゃなくて良いと思うし、自然に対する畏敬の念がそこにあるわけで、まぁお祈りと言う言葉をとりあえず使っておきます。


 
この間書こうと思ったことはこれ。
おやつの時に言う言葉もあってこれはドイツ語はこんな感じ。
 
Fröhlich sei das Kaffeetrinken
Fröhlich sei der Kaffeeklatsch
 
どうという事はなくて、
 
コーヒーを楽しく飲めますように
コーヒーを飲みながら、楽しくお話しできますように
 
ってなことです。
 
で、このKaffeeklatschというのは、茶飲み話とか、お茶(コーヒー)を飲みながら楽しくお話しすることです。Klatschenと言う動詞はうわさ話をするとかそういう意味もあるからこうなるのですが、「叩く」「拍手する」という意味もあります。
なので、このお祈りを言うときに、両手で鈴を鳴らすように手のひらを振りながら言って、最後のKlatschで、手をパンと叩くのが「振り付け」になっています。
幼稚園でこれをやっているので、我が家でおやつを食べるときもこれをやるのだけど、僕は一応ドイツ語の職場で働いてはいるけど健登のようにバイリンガルに育ったわけではなく、凡ミスは良くやるわけです。で、時々やっちゃうのが、このお祈りで1行目でDAS Kaffeetrinkenなのに、冠詞をDERと言っちゃったりするのです。そうしたらこの間、健登が聞きとがめて、「ぱぱーぁつ!Das!Das!ダス!ダアァアアァスッ!」と怒られてしまった。わかったよぅ。ダスだよな。デァじゃなくてさ。しくしく。
健登にドイツ語をなおされる日が、思ったより早く来て、しくしく。お前はろくにしゃべれない頃からドイツ語に触れているけど、パパなんか大学でもまじめにやらなくて留学直前にターボかけて何とか間に合わせたクチなんだよ・・・。まぁしかたあるまい。
まぁこの「ダメだし」が好きなのも遺伝であろう。(自業自得)
言い換えれば、間違ったことを放っておけない正義感ともいえる。(自画自賛ぷらす親ばか)
 
このKaffeeklatschと言う言葉の意味がちゃんとわからなくて嫁さんと話していたんだけど、「たたく」と言う動詞が「(お茶を)する」となるのは、雰囲気としては「茶をしばく」という感じであろうかと言って、大笑いしてしまった。芸大の同期生で「よう、ねえちゃん!ばしばし茶〜しばきにいかへんけ?」と言っていたやつがおったのです。
 
タイトルから見て、まじめなエントリを期待していた皆さん、ごめんなさい。本当は今年も感動的だった、オースターベルクのことを書こうとも思ったけど、ちょっとまじめな話に戻れそうもないので中止。去年のエントリはこちらです。
 
しかしこの落差。「友の死」から「寺田屋騒動」のようだ。(わからんて)

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