今日、ザルツブルクに移動します

昨日までの、トリノでの稽古は無事に終了。

image
難しい曲であることは再認識しましたが、稽古は上手く行ったと思います。それにしてもオケがうまい!。
実はあと数時間でホテルを出るのですが(またビョーキがでた)無理矢理アップしてます。まだホテルの朝食の時間にならないしね。
今日ミュンヘンまで飛行機で移動して、ミュンヘンからザルツブルクまではバスで行きます。


1日ピアノでの稽古があったあと、三日間は缶詰めでオケとの練習でした。

image
最近、「歩く」事を心がけているので、他のソリストの皆さんがタクシーを使う中、一人で稽古場まで歩いていっていました。慣れると歩くのって気持ちいいですよね。途中で見つけたのはこんな場所。ロッシーニ通りとヴェルディ通りの交差点ですよ。さすがイタリア、という感じがしますね。

image
稽古を、本番を行うホールで出来るというのは大きなメリットですね。とてもきれいなホールです。

image
RAI(イタリア国営放送)AUDITORIUMと、パイプオルガンの横に書いてありますね。
僕はこのホールについてはよく知らないんだけど、由緒あるホールなんだろうなーという感じがしました。
 
イタリアのオーケストラがこういう曲を一体どういう風に料理するんだろう?と思っていましたが、素晴らしいです。本当に本番が楽しみ。
かなり大編成なので、やはり声楽部分を覆ってしまう箇所が多く、マエストロ・アルブレヒトは、かなりそういう箇所のバランス作りに心を砕いてくれていました。
今回は、新しく作曲された箇所も多く、また前回とカットも異なるので(トリノに来てやっとはっきりしたんですが・・・)自分が歌っていないところもずっと数えていないと行けないような状態です。

image
最初僕らは譜面台無しで稽古する感じになっちゃったんだけど、手が使えないとちゃんと数えられない!と頼んで譜面台を用意してもらいましたよ。ちょっとここの舞台は狭めなんですよね。で、譜面台を置く場所がなかった。ザルツブルクとベルリンは十分舞台が大きいんですけど。

image
ああ、時間が無くなってきた。朝ご飯食べに行かなくちゃ。
日本からいらしたソリストの皆さん、皆さん素晴らしいです。僕はバリトンの三原さんとは初めてご一緒するんですが・・・バリトン同士だから、一緒になることはあまりないので・・・素晴らしいです。船乗りの竜二。最後のアンサンブルの前に「〜海を愛していた訳じゃない・・・〜」という短いアリアみたいなのがあるんだけど、そこが格好良くってねー。メロディーが耳に残っちゃいます。
緑川まりさんと高橋淳さんとは前にご一緒したことがありますが、今回も素晴らしいです。この難しい音楽、キャラクターを見事に自分のものにして表現していらして。
すごく良い演奏になりそうなんだけど、これ、日本では放送されないんでしょうかね?もったいない。

image
なんだか最後の方は、集合写真の嵐になっちゃいましたね。すっかり観光客になってしまった。
でもやっぱりイタリアは食べ物がおいしい。何食べてもおいしいものね。

image

image
うーん。稽古の内容はあまり書けなかった。でももうご飯を食べに行きます。   
そうそう、ザルツブルクのホテルはインターネット接続が出来そうもないので、ザルツブルク音楽祭の本番を終えてゲラに戻るまで、多分日記のアップやコメントへのお返事が出来ないと思いますので、悪しからずご了承下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です