新年、あけました


2007年になりましたね!今年もよろしくお願いいたします。
大晦日は第九の本番のあと、うちで年越しそばを食べ、夜中になってからご近所さんと一緒にお祝いしました。


もう大晦日の第九は恒例になってきていますが、やっぱり最後の最後まで本番があるというのは、気が抜けずにずっと来る感じなので、終わると一気に気が抜けますね。ふう。
今年は第一常任指揮者のアードリアン・プラバヴァが指揮をしました。素晴らしかったですよ。彼はオペラの経験はあまりないのだけれど、本当に素晴らしい指揮者です。若いんですけどねー。まだ30代前半でしょう。焼酎が好きなんだよね。関係ありませんが。
で、家に戻って、年越しそばを食べたあと、同じ敷地の向かいの家に呼ばれていたので、新年1時間くらい前に行ってきました。
今住んでいるこのアパート、みんなすごく仲が良いんですよ。このお向かいさんはいっつも僕らが日本にいる間、家の郵便物とかのいろいろを面倒見てくれているし、僕らが住んでいる方の建物の三階のカップルも四階の家族もすごく気さくな人たちで、しょっちゅう集まっては団らんしてます。健登のこともすごくかまってくれるしね。
向かいの家には庭があるので、健登はしょっちゅうここで遊ばせてもらっているのですが、最初の頃、驚いたのはいきなり「健登が遊べるように」と、サッカーのゴールを買ってくれてね。小さいやつだけど。

よくその庭でグリルもしているんだけど、いつも声かけてくれるし、行けないときは焼いたソーセージをあとで持ってきてくれたりして。
前にも書いたのですが、この家は管理会社に問題があって、我が家とは裁判にまでなったわけですが、そういう問題があったので、余計、借り手の僕らが一致団結するようなこともあったかなぁ。
そうそう、この問題の管理会社も去年の12月31日をもって全く関わりがなくなりまして、これまためでたい。
うちの上に住んでいるカップルは、元々かなりクラシックが好きみたいで、この家に住む前にも劇場で僕のステージを見ていたみたいだけど、お向かいさんはクラシックのコンサートは来たことがなかったらしい。
前に、「もし劇場に来たいことがあったら、割引チケットを出せると思うよ」と言ったときも、あまり興味なさそうだったのね。でも、今回の第九には来たのです。クラシック初体験ね。
それも、上のカップルがクラシック好きで誘ったかららしいんですが、それで第九みたいな派手なものが初体験だったし、ソロを歌う僕が、知り合いであったという事もあってか、えらく感激したみたいで、今度はトスカにも行きたい、といっていました。結構近所づきあいも劇場の広報活動にもなっとるな。
最後になりましたが、皆さんの2007年が、健康で幸せな一年になりますようにお祈りしております。

“新年、あけました” への5件の返信

  1. 明けましておめでとうございます!
    今年もどうぞよろしくお願いしますね。
    小森さんの28日の“スカルピア”デビュー行きたいなぁ〜。
    もっと別な時期にいろんな舞台が拝見できるチャンスがあるのかも知れないけれど、やっぱり歴史的瞬間というか、愛してやまない小森さんの歌声の“スカルピア”デビューに立会いたいんですよね?
    スカルピアも単なる悪役ではなく、屈折した形だけれどトスカに愛を寄せるある意味、演劇的にもやりがいのある役柄ですよね〜いいなぁ〜。
    私は年末から風邪をひいてしまい、3日くらい全く固形物を食べていません。
    せっかく小嶋屋の生のへぎそばを注文しておいたのにがっかりです(涙)
    小森さんも季節柄、体調には十分にお気をつけてくださいね!!

  2. 年末に「第九」をやるのは特殊日本的現象かと思っていたのですが、ドイツでも一般的なんですか?
    今年もご活躍をお祈りいたします。

  3. >えーちゃんさん
    ありがとうございます。スカルピア、頑張りますよ〜
    お大事にー。
    >ともさん
    確かに日本ほどではないのですが、ドイツでもかなりやってますよ。日本での状況はちょっと異常ですけどね。
    第九以外には、クリスマス・オラトリオ、メサイヤなどをよくやっていますね。

  4. あけましておめでとうございます。
    年末は、お願いをきいてくださりありがとうございました。
    素敵なドイツでの年越しの様子。
    いいですね。
    と書き込んでおいたのですが、操作を間違えたようです。
    遅くなりすみません。
    今年もTeru家の皆さんが平和で健やかにすごされますように・・・。

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