健登は今日からチェロを習い始めました。もうずいぶん前から「あと何回寝たらチェロ弾くの?」と指折り数えて待っていたようです。
幼稚園の同じクラスにいるKarl-Christianとグループレッスンです。Karl-Christianのお母さんは、去年スタートしたヴァルドルフ小学校2・3年生のクラスの担任の先生で、僕にとっては一緒に設立運動をした仲間で、嫁さんとは一緒にキリスト生誕劇をやった仲間だったりします。
彼女が、僕らが11月に日本から帰ってきたら「良いニュースがあるんだよ」と、教えてくれたのが、このチェロのレッスンのことでした。ずっと前にチェロをやらせたいという話をしていたのですが、ゲラの音楽教室はもう生徒が一杯で見てもらえそうもないし、どうしようか?と言っていました。それを彼女が何とかオーガナイズして、健登とカール・クリスティアンの二人を、毎週金曜の午前中に、ヴァルドルフ小学校でレッスンしてもらえるようにしてくれたのです。
もう健登は超興奮状態で、こうしてチェロを担いで出かけました。僕は今日、トスカの立ち稽古が中止になったので、車で小学校まで送っていきました。・・・カヴァラドッシが調子を崩しちゃったんだよね。
うちに帰ってきてからも、またチェロを引っ張り出して練習してました。歌わせて、その歌の中の歌詞で開放弦の音程を覚えさせるようになっていたりして、うまくできてます。感心しました。
ちなみにトスカの方は来週月曜日がオケ合わせ。終盤に入ってきましたよ。
ちょっとアルテンブルクでの舞台稽古の写真を載せちゃいましょうか。
1幕の様子です。上手にあるのがカヴァラドッシが絵を描いている台というかやぐらというか。でも、上手と下手のスチールのやぐらは全て稽古用の臨時のものです。でも後ろのスクリーンの写真というか絵は本番通りのもの。インパクトありますね。
全然関係ないんだけど、今日、感心したことをもう一つ。
日本での舞台や楽屋での写真を共演者の人に渡したかったんだけど、メールを持っていない人にはドイツに戻ってきてしまうとなかなかプリントして渡すのが難しかったんですが、yahooのアルバムからプリントできるサービスを使って郵送してみました。
世の中便利になったものですね。ホント。
それと、いきなり写真がフジカラーから届いてもビックリするだろうからと、手紙を書こうと、以前使った郵便局の「ハイブリッドメール」というサービスを検索してみたら、健在で、手紙もインターネットから郵送でだせちゃいました。
外国に住んでいる人間にとっては、とてもありがたいサービスです。
幼いころから楽器に親しめるのは良いですね。
進歩が楽しみでしょう。
チェロを担ぐ健登くんの姿愛らしい?!!
「自分で楽しみにして指折り数えている」って理想的な習い事ですね。
「トスカ」の舞台装置観て「いいなぁ?」と思っていました。
私、来月スイスのチューリッヒ歌劇場へ「ドン・カルロ」「魔笛」「ラ・ボエーム」を観てくるんですが、その前の案はベルリンでオペラ観て、森川栄子さんにお会いして、空いている日にはゲラへ行って小森さんの「トスカ」観て、って考えていたんです。でも思うようにオペラのチケットが取れなかったり、「トスカ」の2月の予定がまだわからなかったり・・・それで断念。
そうそう海外へオペラ旅行にも行けないし・・・ホント残念、小森さんのスカルピア観てえよぉ(涙)
>ともさん
そうですね。僕自身は音楽を遅く始めた方なので、ある意味でうらやましいです。
>えーちゃんさん
トスカの日程がもうちょっと早く出せれば良かったんですけどね・・・すいません。
そのうち日本でもスカルピア歌うチャンスがあると良いんですけどね。