日本に戻ってきました。今回は劇場のシーズンが終わってから数日おいての帰国だったので、あまりバタバタしないで済みました。この数日が貴重なんですよね。
シーズン中に日本での仕事のために戻るときは、ドイツの劇場の方はぎりぎりまで仕事をして欲しい、日本の方も一日も早く稽古に出て欲しい、と言う事で、その間にある移動のプロセスはとても時間的に圧迫されるのです。これが意外にきついんです。はぁ。僕はあっちこっち飛び回って仕事をこなせるタイプじゃないかも。どこかに「ホームグラウンド」があってそこで落ち着いて仕事が出来るほうがずっと向いていると思います。
だからこそ、ドイツの劇場の「専属歌手」にこだわったんですけどね。ホームグラウンドがあるから。ドイツ語ではStammbühneと言ったりしますけれど。前の日記にも書いてます。もう一つあったんですけどね、専属歌手である事について書いたエッセイが。見つからない・・・。このサイトももうそろそろ整理しないとなぁ・・・
ベランダで栽培していた小松菜も最後に全部収穫してサラダにしました。これから日本に帰るんだから小松菜はいくらでも食べられるんだよな、と思ったんですけど、やはりドイツでは貴重な小松菜。このサラダ、うまかった。
日本に行ったら健登はGötz家のみんなとはしばらく遊べなくなるので、帰る前に二日、たっぷりGötz家で遊ばせてもらいました。家のPatenkindのヨハネス。もうばりばりしゃべるんですよね。かわいい。登紀子の名前はまだ言えなくて「タトキ」と言っているけど。
健登がこうしてGötz家で遊んでいる間にパッキングや、帰国前のいろいろを済ませる事が出来ました。
僕の方は、帰国準備と平行して8月21日のコンサートの準備もすすめなくちゃ。字幕原稿執筆中です。
今回は初めてオーストリア航空で飛んだのですが、快適でした。食事もおいしかったし。でも客席の前後の幅は他の航空会社より狭いですね。今はどうかわからないけど、KLMが僕が使った中では一番エコノミークラスの座席が広かったなぁ。同じドイツ語を使う国と言っても、ドイツ人とは気質が違うのか、LufthansaやANAのLufthansa共同運行便のドイツ人客室乗務員とはずいぶん感じが違いました。総じてドイツ人はサービス業には向いてませんね。忙しいと客を使ったりするからね。オーストリア航空の客室乗務員の皆さんは皆親切でしたよ。
健登が飛行機に乗ると、正座して窓の外をじっくり眺めると言うのがお決まりのポーズですが、今回同じポーズを見て「健登も大きくなったなぁ・・・」と思いました。小さいときから飛行機に乗ると窓に向いて正座、でしたから、同じポーズだと差がはっきりわかりますね。
東京について、二人の姪とさっそく大騒ぎして遊んでました。兄弟がいない健登にとってはこの二人が兄弟みたいなものだし、姪の詩織ちゃんも健登はお兄ちゃんだと思い込んでいるらしい。む。ちょっと気を許したら君たち、コンピュータ・ゲームで遊んどるな。こりゃ。
忙しくてかけませんでしたが、少し前に健登は幼稚園のAbschlußfestというのがあって、幼稚園の庭に皆とテントで泊まりました。よりによってそういう日に雨が降って雷が鳴って、多分庭にはねられなかったかな、と思ったらちゃんとテントで寝て、しかも雷を普段怖がる健登が全然怖がらなかったとか。健登が僕らと別にどこかに泊まるなんてこれが初めてで、何だか落ち着きませんでした。健登が寂しがるかな、と思っていたけど、友達と一緒で全然大丈夫だったみたい。杞憂でした。逆に嫁さんが10分に一度くらい「健登がいない。寂しい」といっておりましたわ。写真は、そのFestで卒園児達が披露したオイリュトミーのあとにオイリュトミストのFrau Passon-Ardenと撮った写真。この方は僕らの近くにいる中で最も信頼できるAnthroposophの一人です。登紀子にとってもオイリュトミーの指導者だし、健登の事でもいろいろ相談に乗ってくれた。彼女はこれで幼稚園の指導をとりあえずやめて他の人に引き継ぐのでゲラにはしばらく来なくなるでしょう。寂しいなぁ。
そうそう、帰ってすぐ、僕らの大好きな山本耕史さんが主演のドラマ「陽炎の辻」を録画で見ました。居眠り磐音、かっこいいですね。彼は時代劇あってると思うなぁ。僕らが最初にうなったのも新撰組!だったしね。でも新撰組!の時から時間が経っている事もあるし、一回り大きくなっているように思いますね〜。状況を語る芝居と言うか、バックボーンを見せると言うような芝居が説得力を増してますよね。うーん。これもいろいろ書きたいけど、この辺にしときます。明日から二日、びわ湖ホールに行くんだった。原語指導と言うやつです。
おかえりなさい。
久々のコメントです。
今年は 比較的あつーい夏はまだ始まってないですね。
帰国後 体調はいかがですか?
いまびわ湖にいらしてるんですね、 近いじゃないですか?!
日本での公演の成功をお祈りしています。
おかえりなさい!
すっかりご無沙汰していましたが、日記その他拝見はしておりましたよ〜。相変わらずお元気でご活躍の様子が伺えて、嬉しいです。
帰国したらしたで、きっと毎日またお忙しいのだと思いますが、ご家族ともどもお身体に気をつけて楽しい滞在になりますよう!
8月の演奏会、まだスケジュールが決まらずに伺えるかどうか未定なのですが、なんとか行けたらいいなと思っています。とにかく色々頑張って&楽しんでくださいね!
お帰りなさい。
今回もお会いできなくなってしまい残念です。
滞在中、ご家族の皆さんが良い時を過ごされますよう、お祈りしています。
帰国の日の天候がとりあえず守られたようでほっとしています。
お帰りなさい。
今回もお会いできなくなってしまい残念です。
滞在中、ご家族の皆さんが良い時を過ごされますよう、お祈りしています。
帰国の日の天候がとりあえず守られたようでほっとしています。
小森さん、登紀子さん、健登くん、日本におかえりなさーい♪
小森さんはさっそくお仕事ですか、お疲れさまです。
山本耕史くんの連続ドラマがタイムリーにはじまって「小森家はまるだろうなぁ?」と思ってました(笑)
私は用事があって初回は見逃してしまったのですが、今週は観てみようと思っています。
お帰りなさいませ!
帰国をお待ちしておりました。レッスンを楽しみにしております。
みなさん、書き込みをありがとうございます。
>ソリタさん
帰ってきました。今回は皆元気です。びわ湖からは昨日の夜戻りました。びわ湖ホールはすごいですね。
>saskia1217さん
お久しぶりです。8月のコンサート、是非聴いて欲しいです!
>あややさん
残念でしたが、次回に期待しましょう!
>えーちゃんさん
そうですか。予想された行動でしたね。とっても良かったですよ。
>姉御さん
帰ってきました!。レッスンは僕も楽しみにしてます。
我が敬愛する飯守泰次郎の「ワルキューレ」にご出演との記事に接し、慣れない「投稿なるもの」に挑戦することにしました。昨年、リサイタル前の銀座の路上で初めてお会いした小森さんに、インテルメッツォよかってです! これからのヴォータンは小森さんです! と申し上げたと思うのですが、何と早くも実現ですね。こりゃ嬉しい。もともと全4公演の出席を予定しておりました。「利口な女狐の物語」は小森さん登場の日には参れませんでしたが、「ワルキューレ」は必ず2度聴きます。ホルライザーが亡くなりシュタインが病みクロブチャールがどうしているか分からない今、バレンボイム以下を遥かに凌駕し、ティーレマンに一歩リードして、シュナイダーと肩を並べる世界最高のワーグナー指揮者(と思う)我らが飯守泰次郎と小森さんの競演、来週からバイロイトを訪問するというのに、来年2月に今から胸が高鳴ります。
>亀戸のTさん
こんにちは。飯守さんのファンでいらっしゃるんですね。僕はご一緒させていただくのは初めてで、とても楽しみにしています。昨日もある現場にお邪魔して、久しぶりに日本の同僚と会って話をしましたが、飯守さんを尊敬する音楽家は本当にたくさんいます。来月には一度音楽稽古があるので、とても楽しみです。