ヴェルディ・ガラ

さぁ今日から1週間あまりゲラを離れます。
Informationのページにもある通り、6月29日・30日にゲルリッツというところでコンサートの仕事があるので、今日から練習が始まるのです。嫁さんと子供はその間、友達が沢山いるベルリンに行くことにしました。

この仕事は指揮者のロルフ・ロイターさんのリクエストだったのですが、彼と仕事をするのは実は初めてです。ロイターさんは本来今シーズンからゲラの劇場の音楽総監督に就任するはずだったのですが、オーケストラとうまく行かず、彼の方から就任を拒否したので、ゲラの劇場の音楽総監督は空席になっていたわけです。
彼はベルリン...


・コミシェ・オパーやライプツィヒの州立劇場といったAクラスの劇場の音楽監督を18年、14年とつとめた人で、ドイツ音楽界の重鎮と言って差し支えないでしょう。
これはヴェルディ・イヤーを記念したヴェルディ・ガラでリゴレット、トロヴァトーレ、ナブッコからアリアや重唱を歌います。かなり重量級のプログラム。
それに僕はこのコンサートを29・30日に2度歌って、その翌日の7月1日には三度目のリゴレットを歌うのです。3日連続の本番。そしてこのヴェルディ・ガラは深夜(夜9時半開演)でリゴレットはマチネ公演。つまりその間は丸一日はないわけで、さらに250kmの距離を自分で運転して帰るわけだし・・・・気が重い。

もっとまずいのはこのヴェルディ・ガラでリゴレットの大半(3分の2くらい)を歌うのですが、これはイタリア語。そしてアルテンブルクでのリゴレットはドイツ語。そしてその間にはろくに時間がない・・・・

まぁやるしかないですね。
2001年6月25日(月)スクリプトで読み込み

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