ドイツに戻りました

日本滞在中、結局ほぼHPの更新が出来ませんでした・・・。申し訳ないです。今ドイツに戻りたてのほやほや、フランクフルトの空港で乗り継ぎを待っているところです。
今回の日本滞在、今までにもまして充実した時間を過ごせました。8/6のデュオ・リサイタルVol.7に足をお運びくださった皆様、本当にありがとうございました。アンコールの挨拶で申し上げたとおり、このデュオ・リサイタルが7回目を迎えられたのも、聴衆として僕を育ててくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございました!

日本に帰国

 
 
無事に日本に帰国しました。帰国してから8日間のオペレッタ「こうもり」の東京での稽古は終わり、もうすぐ兵庫入りいたします。オルロフスキー役のヨッヘン・コヴァルスキー氏も合流して、充実した稽古が進んでいます。
初役のアイゼンシュタインですが、今回はこの役のために新たにヴォイストレーニングをしたことも功を奏して、稽古も楽しめています。コヴァルスキー氏には「おまえはヘルデン・テノールになるべきだ」なんて言われてますが、高い音域の役が無理なく聞こえることは良いことだと思ってます。
じめじめした陽気が続きますが、「こうもり」の陽気さで吹っ飛ばしたいところです。

ドイツも春です

段々ドイツも春らしい陽気になってきました。ドイツの春は5月。今のドイツは、まさに春の雰囲気に満ちています。
 
宮廷歌手の称号授与について,多くの方からお祝いの言葉をいただきました。ありがとうございます。ドイツのテレビ番組で取り上げられた様子をこちらでご覧になれます。
 
今は夏の兵庫での「こうもり」とデュオ・リサイタルに加え、6月5日にプレミエがある「カプレーティとモンテッキ」の立ち稽古、それに続くベルリナー・オペレッタの「Frau Luna」の準備に追われています。
日本の舞台で皆さんにお会い出来ることを楽しみにしております。

宮廷歌手の称号をいただいて

去る4月2日、ドイツ宮廷歌手(Kammersänger)の称号を授与されました。
詳しくは報告記事の中でお伝えしました。
畏敬の念で見つめていた先輩達のもつこの称号が、いま自分と関わりを持つことがまだうまく掴めません。たゆまぬ切磋琢磨で、いつの日かこの称号にふさわしい表現者になるしかありません。
このニュースのせいもあって多くのプレスに取材を受け、チャリティーコンサートは大盛況となりました。この事が少しは日本の復興に役立ったとすれば望外の幸いです。
震災後に日本を覆っている重い空気を考えるとこのニュースをお伝えするのが良いのかどうかわからず、躊躇してしまいご報告が遅れましたことをお詫びいたします。
 
 

チャリティーコンサートの報告記事(東テューリンゲン新聞)

コンサートの翌日に出た報告記事です。

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東テューリンゲン新聞 2011/4/26 一面トップ

日本での大災害の被災者のためのチャリティーコンサート

日本における大震災被災者のために行われたチャリティーコンサートの前に、小森登紀子さんとその息子の健登君、諸岡育子さん、渡辺あみさん、片野理子さん、川端千帆さん(左から)が寄付を募った。このゲラ市立歌劇場での催しには400人の聴衆がつめかけた。収益金は、学校での音楽の授業支援などに使われる予定である。他の写真はwww.otz.deでも。写真:ティノ・ツィッペル

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