リゴレットのプレミエ(初日)、お陰様で無事に終えることが出来ました。
チケットの売れ行きは大変良いと聞いていましたが、やはり満員。プレミエというのは独特の盛り上がりがあるものですね。客席の盛り上がりもさることながら、舞台裏の盛り上がりも大変なものでした。
日本でもオペラの本番の日に、お世話になったスタッフや共演者の皆さんにプレゼントや差し入れをすることは良くありましたが、ドイツではプ...
2020年5月以前の記事を格納してあります
リゴレットのプレミエ(初日)、お陰様で無事に終えることが出来ました。
チケットの売れ行きは大変良いと聞いていましたが、やはり満員。プレミエというのは独特の盛り上がりがあるものですね。客席の盛り上がりもさることながら、舞台裏の盛り上がりも大変なものでした。
日本でもオペラの本番の日に、お世話になったスタッフや共演者の皆さんにプレゼントや差し入れをすることは良くありましたが、ドイツではプ...
今日はゲネプロ。
昨日通してあるので、そんなに硬くならずに出来るかと思いきや・・・。
昨日のHPの後のダメ出しが終わったのがなんと11時。稽古自体は9時頃終わったのに・・・。まぁ一応タイトル・ロールですから。ダメが多いのもわかるし、多いから最後に回されるのもわかるんだけど。一応身体的・心理的負担も一番多いと思うんだけどなぁ。
それで今日のGP。アメリカの歌い手集団がなにやら客席に。聞いた話では、彼らはここアルテンブルクでマスタークラスをやって、その発表会としてリゴレットの演奏会形式での上演をするとか。それで見学に来ていたのですね。
昨日のHPのダメ...
今日はリゴレットのHPでした。HP(ハウプト・プローベ)というのは、照明も衣装もメイクもありで、オーケストラと行う、まぁほぼ本番と同じ様にやる通し稽古です。
今回ダブルキャストだったこともあるのですが、これが実が僕にとっての初めての通し稽古!ピアノで通し稽古を出来なかったのです。
日本でのオペラ公演の常識からすると信じられないことです。HPでは、照明の都合やら舞台装置との関係、指揮者の角度やモニターの見え具合などを全て本番通りにしなくてはいけないわけで、まず衣装が歌いにくくないか、靴が滑らないか、小道具がうまく準備できるかなどをまず通し稽古で確認してから、段階的に本番...
もうリゴレットも初日まで1週間を切り、僕が歌う稽古はHPとGPだけ。
・・・のはずだったのですが・・・
マントヴァ公爵を歌うシュルツ氏が自動車事故で鎖骨を折ってしまい、歌えなくなってしまいました。急遽探して、コットブスの劇場のテノールを代役として呼ぶことになりました。
それで、彼に段取りなどを覚えてもらうための稽古が追加になってしまったのです。
我々が使っている版は、フェルゼンシュタインの作ったものにさらに手を加えたものなので、このドイツ語役で歌ったことのある人は存在しません。ただ、このフェルゼンシュタイン版を歌える人なら、多少の違いはこの...
日本、ブラジルと分けましたねー。すんばらしい。
ドイツのスポーツチャンネルでも大きく取り上げられて、予定を変更して1時間割いてこの試合について解説していました。
まぁブラジルがロマーリオやらの主力を欠いてしかも不調ということはありますが、個人能力はやはりブラジルの選手達だし、日本のいまのレベルの高さをヨーロッパにアピールしたのではないでしょうか。この試合にでていたブラジルの選手にはドイツのブンデスリーガでプレイしている選手もいますし、ドイツ人も注目していたと思います。
それにしても日本のサッカー選手のレベルは本当に目を見張るほどのレベルアップですね。トラップ一つ...