ガラコンのGP

今週の土日に、シーズン開幕記念(?)のガラコンサートがあり、今日はその2日目のGPでした。ちょっと変則日程ですが。というのは土曜のガラはゲラで、日曜のガラはアルテンブルクで行われ、それぞれの都市に今シーズン割り当てられている演目が若干違うので、それに伴ってガラのプログラムも変わるのです。土曜のガラのGPは土曜の朝に予定されていますが、日曜のGPは今日つまり水曜日にやることになったらしい。

まぁなんでもきちんと予定を立てて、またその予定通りに実行する日本の劇場スタッフと違って、結構あいまいな要素があるうちに舞台稽古につっこんでしまうのがドイツの劇場でありがちですが、今...


回もご多分に漏れず。GPだってのに止まりまくり。これでいいのかい?
僕が歌うジョヴァンニの二重唱と四重唱なんか、オケと合わせてもいないし。GPで初めてオケで歌うのは、僕はジョヴァンニは良く知っている曲だから良いけど、そうじゃない場合はちょっと困りますなぁ。

で、僕らの出番のあとのバレエを袖で見ていたら面白いことが。曲はレスピーギで「良い曲だなぁ」なんて思いながら見ていたら、急にバレエの女の子達が踊りながら笑い出したのです。なんだなんだと思ったら、テンポが速すぎてもはや踊るのが不可能になっているらしい。
彼女らもオケでちゃんと練習したのは今日がいきなりだったらしく、指揮者が彼女たちが練習していたテンポを知らずに振ってしまったとのこと。結構笑える話しだけど、踊っている女の子達がいきなり笑い出したら、最初はやっぱりちょっとぎょっとしましたよ。

僕らが住んでいる家の最上階にバレエの夫婦が住んでいて、彼らも1歳くらいの子供がいるんだけど、その奥さんの方がこのプログラムにのっていました。

ところで突発性発疹は、ヨーロッパにはないわけではないらしい。でも日本では、2歳になる前の関門という感じですよね。
小児科のお医者さんにウィルスの名前を言ったらそう言っていたとのこと。本を調べて「ああ、このウィルスを発見したのは日本人だね」なんて言ってたそうです。

それから今日はゲラから車で20分ほどのクロッセンという所から日本人の友達が訪ねてきてくれました。といっても彼女らはクロッセンに住んでいるのではなく、クロッセンで行われているドイツリートの講習会に参加しているのです。うち一人はホームページがここからもリンクされている石井真紀さんです。彼女のホームページも見てみてくださいね。
2001年8月23日(木)スクリプトで読み込み

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