ドイツ語のウムラウトについて

ご存じの方も多いと思いますが(?)ドイツ語では、英語で使うアルファベット以外にいくつか、独自の文字があります。母音の上に二つ点がついている文字や、Bと似てる文字など。


これらの文字は残念ながら、インターネット上で日本語などの2バイト文字と混在できないのです、基本的に。
それでこのサイトでは、aの上に‥(機種依存文字じゃないと良いんだけど。二つの点です)がついている「アーウムウラウト」を「ae」等と書き換えています。これは古いドイツ語の書き方でもあるので、ドイツ人にも読めるやり方です。
整理すると
ä Ä(アーウムラウト)= ae Ae
ö Ö(オーウムラウト)= oe Oe
ü Ü(ウーウムラウト)= ue Ue
ss (エスツェット)= ss
このように書き換えております。
これはこのサイトの「おことわり」の様なところで書くべき事かも知れませんが。
不思議に思うのは、銀行などから来る明細やら、わりと公的な手紙などの宛名の部分が、この古いやり方でいまだに書かれていることが多いことです。ドイツ独自のものだから、OA機器がドイツ以外の国製のものを使っているとこうせざるを得ないとか、そう言う理由でしょうかね。
僕も、今使っている電子手帳(PalmVx)が日本製なので、持ち歩く住所録でウムラウトが使えないのです。これは結構不便だし、Macintoshで宛名印刷などをしようとするとウムラウトを使うためにいちいち書き換えるのはあまりにも面倒。でもこういう臨時的というか本格的でない書き方で宛名を書くのは失礼ではないかと心配になり、ドイツ人の友人に聞いてみたら、「ドイツ人がこのやり方でやってるんだから、お前がやって失礼なわけがないよ。心配ない」といわれました。でもまだなんだか心配。
(2001.8.24)

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