風邪がいっこうに良くなりません。それどころか悪くなっている・・・。
今日の朝、喉の痛みは最高潮。汚い話で申し訳ないですが、炎症がひどくなってくると、いわゆる「たん」の色がだんだん変わって来るんですよね。
熱も体の痛みもないのに、炎症が気管に入ってしまったせいでとにかく咳がでる。この咳が喉にすごく悪いんです。演奏中にでてしまったら目も当てられないし。
僕の場合は小さいときに扁桃腺をとってしまったために、炎症が下に降りて来やすいのです。扁桃腺がブロックしてくれないのです。扁桃腺が腫れたらそれはそれで痛いようですが、一度炎症が気管にまで入ってしまうと長引くので...
す。
だから鼻や喉の炎症ならこれほど警戒しないのですが、気管の方が危なくなるとかなりあせります。
芸大の大学院時代に、ひどい目にあったことがありました。微熱と気管の炎症が1ヶ月以上続いて、その間まともに歌えなかった。こうなると気持ちの方が辛いですね。自分は歌手として使いものにならない状態である、という事実が辛い・・・。
何とか咳が止まってくれないと、火曜日のリゴレットが歌えない。本格的に悪くなって病欠となると同僚のミヒャエルにうたってもらうことになりますが、それは何とかして避けたい。ううう。
スプレー式の抗生物質を処方されて使っていますが、僕の場合、どうも「薬が効いた!お医者さんありがとう!!」という経験がないんです。どうしてかなぁ。普段あまり薬飲まない方なんですけどね。
体が元気な分、いらいらします
2001年10月27日(土)スクリプトで読み込み