もう東京もクリスマスの雰囲気になってきたのでしょうか。
去年のクリスマスは、家族離ればなれだったので、今年は去年の分も楽しもうと意気込んでいる小森家です。
ドイツに来て以来、嫁さんがクリスマスに飾る「Weihnachtstisch」(クリスマスのテーブル)なるものにかなり気合いを入れていて、昨年はその飾りをドイツにおいて自分は東京にいたわけですから、それこそ2年分飾る意気込みで、今日飾り付けをしました。
一つのテーブルいっぱいに飾りを広げたいところですが、健登に破壊されるのは目に見えているので、今回はちょっと工夫がいります。考えたあげく、健登には...
届かないタンスの上に一カ所、ソファーのかどで健登がやはり手を出せないところにもう一カ所設置することにしました。
4年以上かけて少しずつ買いためた飾りはけっこう数があります。中でもお気に入りはピラミッドと呼ばれる、ろうそくの熱でプロペラが回って人形などが動くものです。
それから煙吐き人形。中でお香をたくと、タバコを吸っている人形の口や、料理をしている人形の手元の鍋などから煙が出て来るというおもちゃです。
僕らはザイフェンのオモチャ屋を10軒以上回って、納得行くまで見てから買いました。サンタの煙吐き人形にすることは決めていたんですが、何しろ数十軒あるオモチャ屋、どこに行っても顔や色やサンタの姿勢や、どれも違ってまたどれも魅力的なので決めるのは本当に大変でした。
クリスマスの飾りは、おもちゃの街、ザイフェン製のものがなんと言っても可愛いんですが、僕らはこのザイフェンに実際に行って、おもちゃのセットによく見られるザイフェンの街の教会で友達の結婚式に参列した経験があり、親しみもより湧くわけです。ちなみに僕はこの教会でオルガン伴奏で「おぼろ月夜」を歌いました。
ザイフェンのおもちゃはいつか日本のテレビ番組でも取り上げていたのを見たことがあります。世界不思議発見とかそういうやつだったと思うけど、タレントさんがおもちゃ製作の修行に行ったのでした。
ベルリンじゃ、けっこううちのWeihnachtstischを見に来てくれる友達も多かったんだけど、ゲラではどうだろか。みんな遊びに来て下さいねー。
2001年11月13日(火)スクリプトで読み込み