突然の退院

今日(月曜)に、予定していた検査を全部出来なかったので、退院は明日か明後日と言われていたのに、突然退院することになりました。
というのも、入院患者が急に増えて、また3人部屋にもどされそうになったのです。最初は3人部屋だったのですが、後半は嫁さんと健登だけの個室になっていました。他の人がいない方がもちろん環境としては良いわけですが、「3人部屋に戻るよりは退院したいでしょ?」と担当の女医さんがおっしゃって「もちろんです!」と答えて退院と相成りました。

8泊9日の入院でしたが、健登も嫁さんもやっと我が家へ帰ってきました。嫁さんは帰ってきた途端に気が抜けてふにゃふにゃ...


になっていました。いやぁ大変だったよなぁ。よく頑張った。
健登はもう3日前から熱が下がってかなり元気に子供病棟の人気者として活躍していた模様。他の病棟からも看護婦さんが見物に来る始末。特に可愛がってくれている看護婦さんが連れてくるみたいなんだけど・・・。
健登は最近覚えた「ダンケ!」と投げキッスで愛嬌を振りまいていたようです。

やはり東洋人は珍しくてかわいいと思うようです。頭大きく手足短いから、お人形さんみたいだからね。同室だった女の子のお母さんが「タイツがどんどん小さくなって、本当に嫌になっちゃう。どんどん大きくなるんだもの」と言われて、嫁さんが健登のタイツを見てみると、1年前からはいているサイズのタイツだった・・・。健登の足は健登の足なりに成長はしているんだけどねー。それに対して、ドイツで買ったTシャツに頭を通すのは一苦労・・・。

さて、今週から死の都市の稽古が始まります。コンセプト説明が水曜日。
そのおなじ水曜日から、ドン・ジョヴァンニの稽古も開始。2月8日の日曜に本番があるので、それの準備の返し稽古ですが。
死の都市の音楽は本当に美しいです。ちょっとテノールとソプラノの二役が大変すぎて、大丈夫かなぁと思ったりしますが。これは本当に空前絶後に大変ですよ。特にテノール。リエンツィとかローエングリンとかその辺よりずっと大変じゃないだろうか。もちろんそれらの役よりは軽いパートですが、その分全体的に高いし、弱声の表現もかなりの割合であるので、吠えれば済むという役ではないし。このテノールの役はリゴレットで公爵を歌ったマティアス・シュルツ氏が歌います。
2002年2月5日(火)スクリプトで読み込み

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です