対ロシア戦

素晴らしい試合でした。とにかくワールドカップで一勝をあげたことがすごい!韓国は6大会かかったのに日本は参加2大会目でもう勝利をあげ、それどころか決勝トーナメント出場はかなり濃厚です。すばらしい!

実は土日でヴィッテンベルクに行っていました。宗教改革で有名なルターの町です。「ルターの結婚式」と言う名のお祭りが町をあげて毎年行われます。今回はヴィッテンベルク出身の友人から誘われて、車で出かけました。ちょうど嫁さんの母が日本から遊びに来ているので観光に行ってきたわけです。
でもロシア戦は日曜のドイツ時間午後1時半にキックオフ。まだヴィッテンベルクにいる時間です。そこ...


でビデオを予約して、日曜の午後はラジオもテレビも電話もメールも、外部との連絡手段は全て断って、帰宅してすぐにヴィデオで見ました。

僕があまり大騒ぎしているので長男が変な顔をしてみていました。まぁじきに彼もサッカー大好きになるでしょう。ドイツで育っているんだからね。

稲本は得点も良かったが、守備が良かったですよね。小野も。いやーみんなすばらしい!えらい!良く守った!
オフサイドトラップの失敗が心配でしたが、宮本のライン制御も正確で・・・まぁ引き気味にしただけかも知れないけど・・・、宮本のポジショニングはいつも素晴らしかった。
後半、日本が得点してからロシアが攻めないわけにいかなくなって、それからの方が戦略的には落ち着いて見えました。もちろんロシアの猛攻を日本がしのぐという図式になるわけですが、それぞれのゾーンの中で良く動いてボールを追いつめていました。ロシアの選手の個人技はさすがと言うところもあったけど、あのロシアの選手の破壊的なシュートをほとんど打たせなかったのがえらい!フリーキック以外は結局プレッシャーの中で打つシュートになって、決定的なシュートはなかったですね。
柳沢のプレイスタイルが、彼が意識してやっているものだという記事を読んで少し納得しましたが、やはり一般のフォワードのイメージからすると、もっと自分でやって良いのになと思ってしまいますが、どうなんでしょうかね。
あの中田のミドルシュートはすごかったですね。何度もリプレイしていました。
戸田の守備も素晴らしかった。あとのワールドカップニュースでも問題になっていたけど、戸田がけり出してコーナーに逃れたロシアの攻めで、その前に手を使って転ばしているんですよね。あれは見つかっていたらPKでしょ、間違いなく。でもああいうことしないと敵の攻撃の芽を摘むのはむずかしいのでしょう。

リトバルスキーがドイツのテレビのコメンテーターになっていて、休憩では「引き分けになって欲しい」なんてとぼけたことを言っていましたがね。あと明神のポジショニングがおかしいと。いちど明神が持って上がっていまいちの展開になったことがあったのは確かだけど「明神はあのポジションじゃ何をやって良いかわからないはずだ」なんて言うことないと思うんだけどな。
ぼくはリティは個人的には大好きなんだが、このコメントはいただけなかったぞ。前半は確かにとらえどころのないロシアの態度というか攻めからか、散漫な感じがした時間帯もあったけど、あれは日本のせいじゃない、ロシアのせいだ!

いやーめでたい。すごい。よかったよかった。アルゼンチンもイタリアもフランスも厳しい戦いを強いられている一次リーグで、日本はまだ負けていない!H組1位!しかも日本が戦った二試合は、H組の中で強い2チームとの試合ですからね。日本人は浮かれて良いですよね。あーこりゃこりゃ。
2002年6月10日(月)スクリプトで読み込み

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