ついにドイツにも春が来ました。春が来るといきなりみんなばんばん服を脱ぎ捨てちゃうあたり、春を飛び越して夏になってしまった感じがいつもするんだけど、これがドイツの春なんでしょうね。劇場の隣のKuechengartenでも、薄着になってひなたぼっこしている人が沢山いました。健登と公園に行く途中に撮った写真です。花も植えられていて、様子が一変しますね。だって、2週間くらい前は雪が降っていたんだから。(このページの下の方に写真がありますでしょ)
いつも思うことだけど、この春への憧れが沢山の芸術を産んだんですよね。ドイツの「春」をテーマにした作品はたくさんあります。この5月にくる、ま...
さに「ぶぁーっ!」と芽吹いてくる木の芽や花の勢いは、すごい生命力を感じさせます。爆発力に近い。「詩人の恋」の一曲目の歌詞を読んで「なんで4月じゃなくて5月なんだろう?」と思ったのがなつかしいです。
湿度が低いせいか、陽射しが強くて、日があたるところでは半袖じゃないと暑くてたまらない、という感じです。まぁじきにまた寒くなるでしょうけどね。
さて!今日は日本から嬉しい郵便が届きました!
ひとつは掲示板にも時々書き込みをして下さっているしげないさんからですが、手作りの鯉のぼりと菖蒲のパッチワーク!嬉しくてすぐに応接間に飾ってしまいました。
僕らも日本から、気に入った日本的なものを持ち帰りたいと思うのだけど、食材やら薬やらが優先するので、結果的にはあまりないのです。ですから、こういう日本の雰囲気があるものを頂けたのはとても嬉しいです。それに、やはり「手作り」というのは格別の味がありますよね。しげないさんありがとう!
ちなみに写真の左上にある絵は、友人のマヌエラが去年のこのKuechengartenの春の様子を描いて僕らにプレゼントしてくれた絵です。一枚目の公園の写真の左側、白い花が沢山咲いている小木のあたりからこちら側方向を描いた絵です。この絵の中の木蓮は、今年の春が一度暖かくなってまた寒くなったせいで、出始めた花が全部枯れてしまいました。ですので、今年はこの絵ほどきれいには咲いていません。
左の下も彼女の絵で、ゲラを流れるエルスター側の夕暮れ風景です。今年の僕の誕生日にプレゼントしくれました。
それから、やはり掲示板常連の羽交い締めさんからも!
掲示板で話題になった、「バムとケロ」の絵本です!それから「ガラゴ」君も。こんなに沢山!それからゆきちゃんの写真と磁石(?)とカブトのかざり!ありがとうー!
誕生日までバムケロは隠してあります。うふふ。でも磁石は冷蔵庫、カブトの飾りは応接間のドアに飾ってあります。
ゆきちゃんかわいいねー。旦那はたしかに丸くなったかしらね。
健登の気管支炎もだいぶよくなってきたし、来週は健登の誕生日だし、今回は幼稚園の友達呼んで誕生日パーティーやるし、来週から再来週にかけて僕は「ランメルモールのルチア」、「死の都市」、「さまよえるオランダ人」と本番が続くけど、がんばろー、という感じであります。
そうそう、前回の日記に変換ミスがありました。
「帰って良かったかも」と多くの人に言われました。
と言うのは、
「かえって良かったかも」と多くの人に言われました。
の間違いでした。失礼しました。
2003年4月25日(金)スクリプトで読み込み