日曜大工というと、あまり正確な表現ではないんですけどね。
毎日稽古で忙しい忙しいと言っているくせに、急に稽古が中止になって時間が出来ると、ゆっくり休むと言うより、またごそごそ別のことをはじめてしまう。
というか、この篭は火曜日にIKEAと...
いうスウェーデン家具屋さんで買ってきて、時間があったら取り付けをしたいとずっと思っていたのです。
つけてみたら、ちょっといい感じだと思って写真などアップしてしまいました。
ちょっと我が家はバランスとして台所が狭めなので、収納という意味もあります。結構野菜を沢山食べる家族なので(青菜が主食と考えています)いつもいつもサラダ類がたくさんあるのです。毎日レタスは一つ、朝に乾燥小松菜とレタスの青菜ジュースを飲んでいるので、これに生の小松菜(ドイツでは手に入らない・・・)を使っている計算だと、小松菜も一日一把つかってますね。それ以外に実野菜も熱を通して食べるし。
だからレタスを買うときは3つ、4つとまとめて買ってきます。そうすると冷蔵庫の中はすぐ一杯になってしまう。
もともとお店では冷蔵庫に入っていないし、冷やしておく必要はないんだろうけど、棚に入れちゃうとまた、いくつ今あるのか把握しにくかったりして問題。
で、篭を吊して、ディスプレイ的に収納してしまおうと。野菜って見ていて悪い感じがするものじゃないしね。
今篭に入っているのは、コプフザラートという青菜、ブロッコリ、レタス、きゅうり、ズッキーニ、タマネギ・・・などなど。僕としてはこの光景に大変満足しております。
まぁね。いろいろ理由は述べたんですが、一番大きな理由は、うちの嫁さんが篭が大好きなんです。僕は割と最近まで、登紀子は篭が好き、と理解していなかったんだけど、その家具屋のIKEAに行っても、篭を見ると目がハートになっちゃうんだよね。で、嫁さんのリクエストなわけです。だからさっきの収納などの計画は登紀子の計画。
今回、棚関係は少しまとめて買ってきて、物置の壁に棚を3段付けたし、台所の冷蔵庫の右側の棚も一段付け足しました。
そして何より、健登のベッドを改造。
このベッドのことはまた別に書きます。というのは、掲示板でも少し話題になっていたシュタイナー教育を実践しているヴァルドルフ幼稚園。このシュタイナー教育で奨励されているベッドにしたわけです。天蓋のようなものを付けて、より子どもが落ち着いた気持ちで眠りにつけるようにしたものです。
同じ理由で、遊ぶ部屋にも天蓋のようなものを付けたいんだけど、これはちょっと大がかりな作業だし、一つ注文中の部品がまだ届かないので、後回し。
でも写真は載せちゃえ。いくつかのベッドが写っている上の写真が幼稚園のベッド。子ども達が昼寝をする部屋ですね。そして下の写真が健登のベッド。ちょっと左の方に健登が遊んでいた椅子と木の枝が散らばっているけれど・・・。
時々迎えに行ったりして幼稚園の中にはいることがあります。昼寝の前に健登を迎えに行くと、ちょうど他の子ども達はパジャマに着替えて歯を磨いて、この昼寝の部屋に入っていくところだったりします。
この時間帯は、ヴァルドルフ幼稚園の中は静寂が支配します。何だか大げさな表現だけどね。でも本当に静かなんです。先生も園児もひそひそ声でしか話さない。徹底していますよ。昼寝の部屋にはいるときなんか、全員が歯磨きから戻って(これも抜き足差し足という感じ)ドアの前にそろうまで待って、もう一度静かにするように念を押してからすーっとみんなで中に入ります。
この幼稚園の昼寝の部屋の写真を見ると、思わず僕も息をひそめてしまう感じ。この時間帯に迎えに来る親が廊下で子どもを待っているときに話し声が大きすぎると注意されてしまう事も良くあります。
この時間帯に限らず、ヴァルドルフ幼稚園の先生はみんな、とても静かに話します。絶対に大声を出さないんです。これもシュタイナーの理論の中にあることなんだけどね。
前に健登が行っていた幼稚園は、とにかく一歩はいれば、子どもの笑い声、叫び声、先生の怒鳴り声に満ちていましたので、このコントラストはすごく僕たちにとって鮮明でした。先生達は叱るときでなくても、子どもがうるさいから大声を出さざるを得ないですからね。それで子どもももっと大声になる・・・という循環ですね。
2003年11月1日(土)スクリプトで読み込み