終わりました。特に大きな事故もなく。結構将校のソプラノは舞台稽古でもやっていたように結構音楽的には事故があったようですが、まぁ複雑な音楽ですから、目くじらを立てるべきではないでしょう。
入場者数491人と、完全に一杯ではありませんでしたが、これは今回のプロダクションの性格上、広範囲に大量に出していた招待の返事が直前まではっきりもらえなかったことも関係あるでしょう。
少しお伝えしたとおり、かなり過激な内容ですから、ゲラの比較的高齢者が多い聴衆層からして、ネガティブな反応も充分あり得ると思っていましたが、それほどでもありませんでしね。僕が気付いた範囲では、...
乳母車に火をつけたときに、わざわざ大きな音をたててでていったお客さんが一人いました。無理からぬ事です。指揮をしたGMDガブリエルの奥さんも「自分の旦那が振ってなかったら途中ででていたかも知れない」といっていました。彼女自身はブレーメンでガブリエルがクレズニックと一緒にやったときのプロダクションと、クレズニックの演出自体を絶賛していたんだけどね。その時はノーノの「イントレランツァ」をやったそうです。
他にもはじめのところででていってしまったお客さんが何人かいたとか。でも残ったお客さんは長く拍手を送っていました。もっとも「ナブッコ」の時のような興奮した拍手でもないんですが。
今回のプレミエは嫁さんが見に来ました。バレエの史ちゃんがよるフリーになって、急遽ベビーシッターを名乗り出てくれたのです。ありがとう、史ちゃん。
で、初めて二人でプレミエのパーティーに出席しました。
僕はずっとクレズニックがじろさん(坂上二郎さん)に似ていると主張していて、嫁さんに本人を見せたかったんだけど、最後のチャンスであるプレミエのパーティーで本人を見てもらって「うん、似てる」と言わせた。やったぜ。ふふん。
関係ないけど、坂上次郎さんの字が「二郎」さんか「次郎」さんかわからなくて、インターネットで検索したら、どうも「二郎」さんが正しいようだけど、「坂上二郎」2160件に対して「坂上次郎」235件もヒットがあるのね。どちらもほとんどがコント55号のじろさんを意味しているわけで1割くらいの人が間違えた字を使っていると言うことですね。
まぁどうでも良さそうなことだけど。
写真はそのじろさん、いや、クレズニックが舞台稽古で僕に撮影する対象の指示をしているところです。僕がつけているのは稽古着だから本当の衣装とは若干異なりますが。
2003年11月22日(土)スクリプトで読み込み