ゲラの劇場でルクセンブルク伯爵というレハールのオペレッタを見ました。客席に座ったのは初めて。サイズは小さいですが、きれいで良い雰囲気の劇場であることを再確認しました。僕が座った2階のお客さんは見事にお年寄りばかりでした。1階には子供連れのお客様もいましたね。
オペレッタって難しいですよね、日本人には特に。さすが!という人がやはり何人かいます。でもドイツ人にとっても簡単じゃないことがわかりますね。台詞と歌が全然違うモードになっちゃうと、見ている方としては楽しみきれないんですな。バレエの人たちがホテルのボーイをやっていて、そのうちの一人がロシア語で台詞を言うんですが、そ...
れに対して「きょうび、ロシア語を話す人なんかいやしない」という台詞があって、ドッと受けてました。これは旧東ドイツでしか通用しないローカルなギャグなんでしょうね。そういえば道の名前も「ガガーリン通り」「プーシキン広場」など、ロシアっぽいものも多いんです。
車を一緒に探してくれたベルンハルトも出ていました。
2000年9月2日(土)スクリプトで読み込み