日記を書くのがかなり久しぶりになってしまいました。結構この間いろいろありました。
僕にとって大きな事件(?)は新しいマックを購入したことです。ずーっと迷っていたんですけどね。結局決めて買いました。何を迷っていたかというと、ドイツで買うか日本で買うかです。
今までは日本で買わざるを得ませんでした。ドイツでコンピューターを買うと日本語を使う上で問題が起こるからです。
しかしマックはOSXという新しい基本プログラムになってから、設定一つで日本で買うのとほとんど同じ言語状況に切り替わるようになったので、日本で買う必要はなくなりました。
でも...
ね、いわゆる「贅沢品」はドイツでは高いわけです。生活必需品はやすいんだけどね・・・。コンピューターのようになくても生きていけるものは高い。
そして、マックはドイツではさらに高い。なぜかほかのWindowsマシンよりずっと高いのです。シェアが低いのも理由の一つだとは思うけど、それだけじゃないでしょうね。
でも、ここ数年アップル社の方針もあるのか、日本との価格差が縮まってきました。それでもまだ高いけどね・・・。日本に比べて1割から2割(ずいぶん開きがあるけど、レートの変動とも関係があるので)は高いです。
でも、僕はここドイツで税金を納めていますから、コンピューターは控除の対象になるわけです。
あとはね、日本で買うとすると、仮住まいで今までのデータの引っ越しやら新しいソフトの入手やら全部やらなくちゃいけない。なにか持っているソフトが必要になってもドイツの我が家に取りに帰るわけにいきませんからね。
だからドイツで買うと、自分の家でゆっくりとデータの引っ越し作業をできるメリットはあるわけです。
もう一つ迷った理由は、ドイツだとキーボードが違うのです。僕はブラインドタッチだからあまり関係ないともいえるけど、たとえばドイツのキーボードは英語キーボードとの比較だと、「y」と「z」の位置が逆さま、ふつうセミコロンがあるところにOのウムラウトがある、などなど、結構記号の位置も違うし、リターンキーの大きさが違うとか、コマンドキーが二つあるとか、まぁいろいろ違うわけです。
僕が今まで使っていたマシンはPowerbookG3、開発コード「PISMO」というヤツで、4年以上使いました。これは大変お利口さんなマシンで、僕も精一杯かわいがりました。僕がゲラにくる前に買ったので、ホームページを始めたころからずっと僕のパートナーだったわけです。
でも、いかんせんもう古くなってしまった。遅いのもそうなんだけど、トラブルが多くなってきて、コンピューターはやはり道具ですから、使いたいときに使えないとやはり困りますわね。今は仕事の話もほとんどメールでやっているし。
そして、昨日届いたマシンが、このPowerbookG4です。昨日はもう僕はほとんど踊りながら過ごしておりました。はい。
でも、僕がやはり手放せないクリエというソニーの携帯端末との連携ソフトがなかなかきちんと入ってくれなくて、夜泣きそうになりながらこの新米君と格闘しておりました。
でもね。すばらしいマシンです。はい。大満足。
でも、一つ「オチ」があるんです。
知人から「もしまだ注文してなかったらちょっと待った!」というメールが届きました。そのメールが、新しいマシンでの最初のメールチェックで届いたんですけどね。
「19日(3日後)に、アップル社が新しいPowerBookG4を発表するらしい。もしまだ注文してなかったら少し待った方が良い」
・・・実はね、買った店の店長さんと「いやぁこれで来週新しいモデルが発表になったりすることってあるんですよねー。ははは」(全く本気では言っていない)「そうそう、でもそれはもうしょうがないことだから。だからうちの店では在庫をおかずにいつも注文するようにしているんですよ」なんて会話を交わしていたんです。
でもいいんです。満足してるから。
2004年4月17日(土)スクリプトで読み込み