幼稚園の「秋祭り」


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今日は健登の通うヴァルドルフ幼稚園の秋祭りでした。親子3人で出かけました。
ここの幼稚園に健登が通う様になって1年が過ぎ、もともとシュタイナー教育に興味はあったとはいえ、嫁さんほど下調べをしていなかった僕ですが、今月初旬にあった幼稚園での父母会に参加したのをきっかけに、それ以来シュタイナー関係の本をちゃんと読み始めました。この父母会でのことはエッセイにも書きました。



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それまでに「我が家のシュタイナー教育-幼児期編」(広瀬牧子)、「シュタイナー教育 おもちゃと遊び」(吉良創)の2冊を読んで、3冊目の「シュタイナー・コレクション・1 子どもの教育」(高橋巌)というのを読み始めたら、これが難解で、くじけていました。子供の教育、というタイトルなのに、人智学の難しいところから入っていくアプローチの様な気がして、ちょっと読むのを中断してしまっていました。
でも、幼稚園の父母会でまた興味を刺激されて、もう一度トライしたのですが、不思議なもので今度はすらすら読めるんですよね。あっという間に全部読んでしまった。でも難解なことは変わらず、最後まで読んでからもう一度最初に戻って読み直しました。で、やっと全容が掴めた感じ。この本は「シュタイナー・コレクション」というシリーズの第一弾で、僕が買ったあと、どんどん続きが出ているようです。
まぁこれについて本気で書き始めると夜が明けるので、まぁこれは別の機会に。この3冊とも、素晴らしい本です。
で、そんな感じでシュタイナーへの興味が増しているこのごろ、幼稚園のお祭りも以前と違って見えてきます。やはり机上の論理でなく、実践がなされている場所というのは気持ちの良いものですね。
今日は登紀子が最後にみんなで歌う歌のピアノ伴奏を引き受けたこともあり、「参加した」という気持ちが以前より強かったですね。僕も一曲歌って貢献したいところだけど、オペラ歌手の歌い方で「大声で」歌うというのは、多分ヴァルドルフ幼稚園の考え方からするとあまり歓迎されないことだと思うので、特に僕から申し出ることもしていません。
やはり木のおもちゃがあふれている子供の部屋に行くと、そのおもちゃに目が釘付けになってしまう。またなんか健登のおもちゃを作らなくちゃなぁ。女の子と健登が写っている写真は、鳥の羽やくるくる回って落ちる羽がついた木の実(何の木だっけね)を落として遊んでいるんです。自然素材でこんなに遊べるんだよね。
全く関係ない話題ですが、昨日、電気屋に乾燥機を見に行きました。結局買わなかったんですけどね。その電気屋は多分ゲラで一番大きな電気屋の一つで、チェーン店なんですね。でも、店員が全く商品知識がなくて、それで嘘を平気で教えるもんだから、前にも困ったことが何度もあるのです。でもやっぱり商品を比べる意味合いからも、ここに行かざるを得ない感じがあるんだけど、今回もやっぱり同じような結果。
二つの乾燥機を比べて、「この二つの違いはなんですか」と聞くと、「えーっっと」といいつつ商品の上の札を読んで「右の方が容量が1リットル多い!」・・・。そんなものとっくに読んどるわい。他に何か違いはないんか?!気になっていたポイントが上位機種の方にだけ「Smart Start」と書いたシールが貼ってあって、これが何か新機能では?と思わせる点だったのですが、それについて尋ねたら「うーん。それは良い質問だわね」と来た・・・・・。
もうね。ここでは何も買いませんよ!と言いたくもなります。「はい。どうもありがとう」と言ってひきとってもらいましたが。
やっぱりサービス業においては、ドイツは日本とは比べものになりませんな。がっくり。
2004年10月23日(土) No.352

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